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12月19日(土) イチョウ

091219ityou_b
木枯らしの吹き始めまでには熟して落ちるはずの銀杏(ぎんなん)が、そろそろジングルベルが響く空を飾っていました。よく見ると、実はかなりシワシワです。貴腐葡萄なら価値があっても、銀杏が樹上で枯れたところで、誰も喜ばないでしょう。
もっとも、イチョウは個々の木によってリズムの違いが大きいことは、前々から気づいていました。同じ並木の木でも黄葉の足並みがそろわないこともあるし、大きな独立樹だとなおのこと、仲間のことなど気にせずにマイペースです。
さて、あらためて気になったのは、銀杏のあの珍なる匂いはいったい誰のため?ということです。鳥が銀杏を啄む様子は見た記憶がないし、地上に落ちたそれをリスが拾うとも考えられません。いつか真相がわかる日が来ますように。

<補注> このあと、山道で大量の銀杏(殻のまま)を含んだ大きな○ンコを二度も見かけました。なにか中型動物が、落ちた実を拾い食いしている事実はあるようです。(2012年2月1日

2008年のきょうモチノキ> 2007年のきょうハクウンボク> 2006年のきょうフユザクラ> 2005年のきょうトコナツ> 2004年のきょうジュウガツザクラ

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コメント

銀杏 臭いの目的で検索してみましたが、答えはないですね。臭いで動物に食べられないためかも知れない、と言うのもありましたが、それは不合理ですよね。
広く繁殖するためには鳥や動物の力を借りる方がいいのに、どうしたことでしょう?

ヨーロッパの元来のイチョウは細菌で死滅したんですってね。
初めて知りました。

この辺のイチョウはオスの木で、銀杏の臭いはしません。

投稿: ryoi | 2009-12-19 10:54

ryoiさんへ:
ありがとうございます。調べていただいたんですね。
ふーむ、回答はないですか。
実が赤ではなく黄色ということは、鳥狙いではなく
虫狙いだと思うんですが、さーて、どんな虫があの匂い立つ
物体を引きずって歩くんでしょうねえ。

投稿: はた衛門 | 2009-12-20 06:10

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