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11月5日(木) ヤブミョウガ

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森の妖精が蹴散らしたオニキスの小粒ではあるまいか…と見とれてしまいました。具合良く差し込んだ光線に助演賞をあげなくてはなりません。
頭にヤブと載せられたことはこの植物にとってかなりの不幸で、実際は夏の花もこの季節の実も、花の前の若葉自体まで、すべて鑑賞に値する美しさです。
ただし、繁殖力が強すぎて庭では嫌われ者です。こんなに美しい種があるなら、繁殖は種だけに任せればいいのに、それよりも根茎でのびていくという手堅い性格です。美貌の上に貯金までしっかり、という女性のように思えて、頭が下がります。

<補注1> 花から実への移行段階の様子を載せました。(2010年8月2日
<補注2> しつこくも再度、「オニキスの小粒」にトライしました。(2015年11月22日

2008年のきょうセイタカアワダチソウ> 2007年のきょうコバレンギク(ヒメバレンギク)> 2006年のきょうセンボンヤリ> 2005年のきょうヒヨドリジョウゴ> 2004年のきょうナンテン

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コメント

はた衛門さん、詩人ですね。
つやつや、ぴかぴか。
きれいな色。
私はキャビアが食べたくなりました。(笑)

ミョウガもすごい繁殖力ですよね。
隣の家の庭から紛れ込んだらしいものが、我が家の裏庭にどんどん勢力を伸ばしてて、困ってます。

投稿: ちとせ | 2009-11-05 08:00

ちとせさんへ:
詩人ではなくて、単にキャビアに縁がないだけだったみたいです(笑)。

あらら、それはすてきな侵入者!
物忘れしない程度に楽しみましょう。

投稿: はた衛門 | 2009-11-06 07:00

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