11月30日(月) シロダモ
花と実を一緒に見られるのがシロダモの美点で、寂しくなりつつあるいまごろの景色をクリーム色と真っ赤の取り合わせが飾ります。もっとも雌雄異株なので、シロダモの木を見つけてもこの楽しみに出会える確率は50%(注)というところでしょう。
似たようなショットを以前にも掲載してはいても、そのときよりは少しだけきれいに撮ることができました。葉の基部にくっきり見える3本の脈がシロダモの特徴で、葉の縁は軽く波打っています。雌花はその性格上、見かけはやや地味です。
おっと、花の奥でぼやけてしまった実(↑)にもピントを合わせておきましょう。
そしてこちら(↑)がこの時期の雄株を賑わせている雄花です。雌花に比べてかなりモコモコと派手な見かけです。ただし、実がなくて花だけの一人芝居をうら寂しく感じるのは男の僻(ひが)みでしょうか。
こうして近づいてマジマジ見ると、雌花とは違って雄シベが我勝ちに背のびして花粉をばらまこうとしているのがわかります。
似たようなショットを以前にも掲載してはいても、そのときよりは少しだけきれいに撮ることができました。葉の基部にくっきり見える3本の脈がシロダモの特徴で、葉の縁は軽く波打っています。雌花はその性格上、見かけはやや地味です。
おっと、花の奥でぼやけてしまった実(↑)にもピントを合わせておきましょう。
そしてこちら(↑)がこの時期の雄株を賑わせている雄花です。雌花に比べてかなりモコモコと派手な見かけです。ただし、実がなくて花だけの一人芝居をうら寂しく感じるのは男の僻(ひが)みでしょうか。
こうして近づいてマジマジ見ると、雌花とは違って雄シベが我勝ちに背のびして花粉をばらまこうとしているのがわかります。
<補注> シロダモの雌雄比率を単純に半々と考えていたら、自然状態ではそれが怪しいかもしれない事実に出会いました。(2016年11月13日)
2008年のきょう<ヤブムラサキ> 2007年のきょう<キヅタ> 2006年のきょう<ムクノキ> 2005年のきょう<リキュウバイ> 2004年のきょう<ウインターコスモス>
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コメント
シロダモの雌株には雌花と去年咲いた花の赤い実が一緒についているのですね。果実は、まだ親離れできないのですね。野鳥たちには狙われないのでしょうかね。
これに比べると、雄花は派手に見えますが、子育てには参画できず、ちょっと寂しそうですね。
投稿: ぴょんぴょん | 2009-11-30 21:46
ぴょんぴょんさんへ:
アハ、なるほど、子育てに参画できない男親ですか。
たしかに、雄株にはそんな悲哀が漂いますね。
そう言えば、この実をまだ味見していませんでした。
かなりじっくり熟成タイプなので、まだまだ鳥さんはマークしないと思います。
投稿: はた衛門 | 2009-12-01 07:32