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11月19日(木) ダンコウバイ

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豚の足跡型というのか、あるいは富士山型というべきか、黄色に染まったこの風変わりな葉を山道で見ることがときどきあります。
気になりつつ何年か調べずにいたこの葉の持ち主の正体がようやくわかりました。春の花だけに夢中になっていて、そのときには葉はまだ影も形もなく、若葉が繁るころにはこの木のことは忘れていました。これではダンコウバイという名前と葉の形がリンクしなかったのも当たり前です。なんという恥ずかしい告白でしょう。
赤面ついでに、実の撮影も忘れていたことを懺悔です。赤い実は見逃しにくいはずで、いままで知っていたこの木はみな雄だったようです。したがって、得意満面で載せていた花の写真にも「雄花」と但し書きをつける必要が出てきました。
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なお、豚でも富士山でもない、ふたこぶラクダ型(左)の葉とか、くびれのないスペード型(右)もありました。裏面よりも表側がフカフカして、とてもやさしい手触りです。

<補注> ようやく雌株の開花を収録し、そのあとフカフカの若葉と膨らみかけの実を写し、秋に色づいた実を載せることができました。(2017年春~秋)

2008年のきょうツノナス(フォックスフェイス)> 2007年のきょうドウダンツツジ> 2006年のきょうカザリナス(ヒラナス、アカナス)> 2005年のきょうシロヨメナ> 2004年のきょうビワ

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コメント

きちんと葉の形を決めないと気のすまないという木があるかと思えば、葉の形はてきとーにという鷹揚な木もあるんですね~ 
樹木の世界でも人間社会のように、いろいろな個性があって面白いですね。

投稿: ぴょんぴょん | 2009-11-19 17:36

ぴょんぴょんさんへ:
ほんとですね。木にも血液型ってあったりして(笑)。
几帳面なA型とかテキトーなO型とか…。
でも、そのテキトーさにもいささかの法則性があるらしく、
観察がおもしろくなってくるんですけどね。

投稿: はた衛門 | 2009-11-20 08:16

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