11月18日(水) ヒオウギ

莢から顔を覗かせた「ぬばたま」をここに載せてから、もう2カ月近くの時間が脇の下をすり抜けてしまいました。
やや張りを失いつつはあっても、「ぬばたま」はまだまだ漆黒の威厳を失ってはいませんでした。むしろ、莢や葉という脇役が舞台を退いたいまこそ、孤高の美を誇っているように見えて仕方がありません。
何者の侵害をも拒む黒、すべての光を吸い込んでなおかつ輝く黒…、「心頭滅却すれば」と辞世を残した高僧の、墨染めをまとった姿を彷彿としてしまいます。
やや張りを失いつつはあっても、「ぬばたま」はまだまだ漆黒の威厳を失ってはいませんでした。むしろ、莢や葉という脇役が舞台を退いたいまこそ、孤高の美を誇っているように見えて仕方がありません。
何者の侵害をも拒む黒、すべての光を吸い込んでなおかつ輝く黒…、「心頭滅却すれば」と辞世を残した高僧の、墨染めをまとった姿を彷彿としてしまいます。
2008年のきょう<スイレンボク> 2007年のきょう<エアーポテト> 2006年のきょう<フユノハナワラビ> 2005年のきょう<ムサシアブミ> 2004年のきょう<センリョウ>
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コメント
黒は強いぞ♪
思わず歌ってしまいました。
確か、サンヨーテレビのCM、キャンディーズ…
私のお腹の中もかなり黒いという噂ですが、ここまで黒を極めるといいのですね。
(ちょっと違う(笑))
投稿: ちとせ | 2009-11-18 09:07
ちとせさんへ:
え、知らないですよ、それ。
ワタシが生まれる前の歌かな。(ビシバシ!)
あ、なんだ、サブの胃をつけたんじゃなくて、
黒塗りにしたんですか。(ボカボカ!)
投稿: はた衛門 | 2009-11-18 20:10