10月23日(金) マユハケオモト
近所の美容室の入り口にありました。あまりにも不思議な形で、よほど珍しいものかと思ったら、翌日、別の街でも見かけました。いまが花どきのようです。
マユハケは眉刷毛で、はいはい、こんなお化粧道具って、役者さんのメイクシーンで見た気がします。オモトは万年青で、葉の感じが少し似ています。
ところが万年青はユリ科なのに対し、こちらはこともあろうにヒガンバナ科でした。どこをどうヒネればあのヒガンバナと親戚になるのかと首をヒネります。たぶん、この派手ハデしい雄シベがそのつながりの糸口なのでしょう。
マユハケは眉刷毛で、はいはい、こんなお化粧道具って、役者さんのメイクシーンで見た気がします。オモトは万年青で、葉の感じが少し似ています。
ところが万年青はユリ科なのに対し、こちらはこともあろうにヒガンバナ科でした。どこをどうヒネればあのヒガンバナと親戚になるのかと首をヒネります。たぶん、この派手ハデしい雄シベがそのつながりの糸口なのでしょう。
<補注1> およそ1カ月後、実を結んだ姿を収録しました。(2009年11月28日)
<補注2> 同属(ヒガンバナ科マユハケオモト属)の仲間には、花色がオレンジのセンコウハナビがあります。(2017年8月26日)
<補注3> 「一面マユハケだらけ」状態を撮影できました。(2020年1月12日)
2008年のきょう<マルバグミ> 2007年のきょう<ツリバナ> 2006年のきょう<チカラシバ> 2005年のきょう<ホウキギ(コキア、ホウキグサ)> 2004年のきょう<マユミ>
| 固定リンク
コメント
ぱっと見、白いベニバナかと思いました。
一度見てみたいです。
花がなければ、間違いなく見つけられなさそう。
これで化粧したら、顔が黄色くなるだろうなあ。(笑)
投稿: ちとせ | 2009-10-23 07:41
実はですね。 なじみの山野草店が店じまいする前に、お客さんからもらったと、店の人から「マユハケオモト」の苗を2株もらったのです。
花後なので、どんな花かはネットで見た次第です。
それよりもネームプレートに「マユハケ」とはなっていず、本当の名前を探すのに苦労しました。まだポピュラーではないのだと思いますよ。
忘れていました。もう咲く頃なんですねぇ。
投稿: ryoi | 2009-10-23 08:05
プレートには
「マユケシオモト」と書いてありました。
マユハケがマユケシになっていたんですね。
一体どんな花が咲くのか、もらったときは考え込んでしまいましたよ。
投稿: ryoi | 2009-10-23 08:40
なるほど、仁王さんが使いそうな、マユハケですね。
しかし、オモトはオモトでも、ユリ科の万年青とは科が違うのですね。葉が似ているからオモトというのでしょうか。
投稿: ぴょんぴょん | 2009-10-23 11:41
またまた凄い物を見つけましたね。
世の中にこのような花があるのですねぇ・・・
びっくりしています。
投稿: zenpeichan | 2009-10-23 20:56
面白い形の花ですね。
ヒガンバナ科は、分類体系によってはユリ科に含まれていたし、オモトをスズラン科とするのもあるし・・・と植物の分類はなかなか定まらないですね。
いずれにしろ、オモトに近い植物ではあるようですね。
投稿: waiwai | 2009-10-24 06:09
ちとせさんへ:
ん、白いベニバナ? へ、どーして?
あ~、あのケパケパ状態かァ、、、。。。
これ、デカイんですよ(紅花の5倍くらい)。
本物の眉刷毛がどのくらいかわかんないですけど、
これはカーネルおじさんの眉でも大丈夫!てなサイズです。
ryoiさんへ:
ははあ、例の山野草店さんですね。
ぶふ、よりによってマユケシとはね~。
たしかに、これで白粉ゴシゴシしたら、眉は消えてしまうかも、ぶふふ。
で、うまく咲いてますか?(忘れるなんてかわいそう)
ぴょんぴょんさんへ:
あはは、ぴょんぴょんさんは仁王さん用ですか。
ワタシはちとせさんへの返信で、思わずカーネルおじさんと書いてしまいました。
あ、waiwaiさんがご指摘くださっているように、
これらの科はかなり近縁のもののようです。
zenpeichanさんへ:
えへへ~、いいでしょ~(って、自分のものじゃないのに・笑)。
鉢植えで大丈夫ですよ。
コレクションへの追加、いかがですか?!
waiwaiさんへ:
ありがとうございます。
そうか、これらはかなり近いんですねえ。
うわあ、オモトがスズラン…、ああ、そう言われれば
葉の感じが似ていないでも、、、。。。
投稿: はた衛門 | 2009-10-24 07:31