10月21日(水) ミゾソバ(白花)
このブログを始めた5年前は「これなんですかァ」と不安な記事だったのに、その翌年はもうエラそうに「いかにも野辺の草」などと書いていて赤面です。
そんな過去があって登場3度目のミゾソバを、今回は紅白で決めてみました。近くの河原では、ピンクと白だけでなく、花びらの先端部だけがうっすら色づいたものまで交えて、3種仲良く咲きそろっていました。
さて、話は白のミゾソバで、調べてビビリました。手元の図鑑にはその説明が見当たらず、Webに頼ったら、多くは「ミゾソバ」扱い(呼び分けなし)でした。ただ、一部にはPersicaria thunbergii f. vadicans(注)として品種扱いも見られます。
学名を勝手につけるわけではあるまいし、品種扱いの根拠はあるのでしょう。ただ、ここは気楽に「ただのミゾソバ」派に与(くみ)してお茶を濁すことにしておきます。
そんな過去があって登場3度目のミゾソバを、今回は紅白で決めてみました。近くの河原では、ピンクと白だけでなく、花びらの先端部だけがうっすら色づいたものまで交えて、3種仲良く咲きそろっていました。
さて、話は白のミゾソバで、調べてビビリました。手元の図鑑にはその説明が見当たらず、Webに頼ったら、多くは「ミゾソバ」扱い(呼び分けなし)でした。ただ、一部にはPersicaria thunbergii f. vadicans(注)として品種扱いも見られます。
学名を勝手につけるわけではあるまいし、品種扱いの根拠はあるのでしょう。ただ、ここは気楽に「ただのミゾソバ」派に与(くみ)してお茶を濁すことにしておきます。
<補注> この記事を書いた当時(2009年)は白花のミゾソバを品種扱いするサイトは国内外で超マイナーでした。しかし、いま現在はYListではf. viridialbaがシロバナミゾソバの標準学名とされ、シノニムとしてf. viridansをあげています。
また、別の参考サイトではf. albifloraとされていたり、本文にあげたf. vadicansをシロバナミゾソバとするサイトもあります。
これらの違い(または共通性)がまったく理解できない素人としては、12年前のまま、これを「ミゾソバの白花タイプ」という扱いにしておきます。(2021年秋)
2008年のきょう<ハマトラノオ> 2007年のきょう<ウメバチソウ> 2006年のきょう<アキノキリンソウ> 2005年のきょう<サザンカ> 2004年のきょう<モッコク>
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コメント
ミゾソバの紅白、何かおめでたいことでもありました?
そんな呑気なことを思いながらブログを読ませていただ
きました。このミソソバ、どこでも見られるのでしょう
か。見たような、見たことの無いような・・・そんな
いい加減な見方で眺めています。私の所は田舎なので
町内パトロールといいましょうか田んぼパトロール程度
で見つけられるといいなぁ・・・。
投稿: zenpeichan | 2009-10-21 13:52
zenpeichanさんへ:
うーん、めでたいと言えば毎日がおめでたい奴ですかねぇ(笑)。
はい、適度に湿り気のある場所なら田んぼの脇でも小川の淵でも、どんなところでも。
脛くらいの丈なので、少しだけ目線を下げて探してあげてください。
投稿: はた衛門 | 2009-10-22 07:21