9月9日(水) シュロソウ
60㎝ほどものび上がった茎に花がついていて、根もとの葉を写し込めません。そんな作りや花の形は、アオヤギソウによく似ています。そして、この花のシブ~い色合いからはイタチハギを思い起こしました。コバノカモメヅルという線もアリかと考えたものの、このふてぶてしい色みはやはりイタチハギがしっくりします。
こんな「○○似」という表現は、ご本人にはとても失礼ではあっても、既知の○○「みたい」とする手は表現としては簡単で便利です。
ところが、今回は「シュロの繊維に似る」と言われる根もとの毛(注)を見つけられませんでした。したがって、どうしても再登場の機会が必要だし、そのときはまた「シュロみたい」と書いてしまうはずです。「また○○似かい!」とシュロソウには怒られそうなので、次の登場のときの分まで、いまからしっかりお詫びしておこうと思います。
こんな「○○似」という表現は、ご本人にはとても失礼ではあっても、既知の○○「みたい」とする手は表現としては簡単で便利です。
ところが、今回は「シュロの繊維に似る」と言われる根もとの毛(注)を見つけられませんでした。したがって、どうしても再登場の機会が必要だし、そのときはまた「シュロみたい」と書いてしまうはずです。「また○○似かい!」とシュロソウには怒られそうなので、次の登場のときの分まで、いまからしっかりお詫びしておこうと思います。
<補注> 無事に根もとの毛を見ることができました。(2012年12月4日)
2008年のきょう<ガンクビソウ> 2007年のきょう<キレンゲショウマ> 2006年のきょう<カラスウリ> 2005年のきょう<マメアサガオ> 2004年のきょう<マーガレットコスモス>| 固定リンク
コメント
はた衛門さん、おはようございます。
シュロソウに出会われたのですね。
豊能でみられますのはホソバシュロソウという種類みたいですが、
よく似ています。
このお花、独特の香りがしますけれど、この子もしましたか。
わたくしも、まだシュロの名の由来となる姿を見たことがありません。
先にごらんになって、教えてくださいませ。
投稿: ブリ | 2009-09-09 08:24
ブリさんへ:
うーん、香りはどうにもワタシの弱点です。
根もとの網状の毛と一緒に宿題ですね。
はい、このシュロソウには仲間がいくつかあるようですね。
細葉だとどんな感じか想像できなくても、シュロソウの葉を見たとき、
「棕櫚竹の葉みたいだからシュロソウかぁ」と思ってしまいました。
で、「あれ、シュロチクソウじゃないよなあ」と思い直し、
ひとりでボケと突っ込みを楽しみました。
投稿: はた衛門 | 2009-09-10 06:30