9月3日(木) オオマルバノホロシ
小指の先ほどのささやかな花なのに、かなりの藪でもこのすっきりした紫色は目立ちました。花につられて目を凝らすと、小粒ピーマンみたいな緑の実があり、その奥にはすでに真っ赤に熟したものや半分色づいたものもありました。
図鑑のツルハナナス解説では、「ヤマホロシとの混同が見られるが二つは別物」とある「あの」ヤマホロシをようやくとらえたかと、勇んで写真を撮りました。しかし、あとから調べると、葉がどうにも大きすぎ(広すぎ)ます。どうやらこれは「あの」ヤマホロシではなく、同属のオオマルバノホロシのようです。
さても気になるのが「ホロシ」です。漢字だと「保呂之」で、これでは表意文字である漢字がなんの役にも立っていません。保呂之はヒヨドリジョウゴの古名だそうで、そういえばかつて初めてあの赤い実を見たときにはその美しさに感動したものでした。
ヒヨドリジョウゴ自体がかなりワイルドなのに、それにさらに「山」を冠したヤマホロシとはどれだけ野趣に富んだものなのか、せっかくきょうの主役を張るオオマルバノホロシには申し訳なくても、本命との出会いに期待は膨らむばかりです。
図鑑のツルハナナス解説では、「ヤマホロシとの混同が見られるが二つは別物」とある「あの」ヤマホロシをようやくとらえたかと、勇んで写真を撮りました。しかし、あとから調べると、葉がどうにも大きすぎ(広すぎ)ます。どうやらこれは「あの」ヤマホロシではなく、同属のオオマルバノホロシのようです。
さても気になるのが「ホロシ」です。漢字だと「保呂之」で、これでは表意文字である漢字がなんの役にも立っていません。保呂之はヒヨドリジョウゴの古名だそうで、そういえばかつて初めてあの赤い実を見たときにはその美しさに感動したものでした。
ヒヨドリジョウゴ自体がかなりワイルドなのに、それにさらに「山」を冠したヤマホロシとはどれだけ野趣に富んだものなのか、せっかくきょうの主役を張るオオマルバノホロシには申し訳なくても、本命との出会いに期待は膨らむばかりです。
2008年のきょう<メボウキ> 2007年のきょう<ゲンノショウコ> 2006年のきょう<サワギキョウ> 2005年のきょう<ガガイモ> 2004年のきょう<ナンキンマメ(ラッカセイ)>
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