9月25日(金) ヒオウギ
ぬばたまのぉ~、と詠い出してスラスラとあとが続けば威張れるのに、あいにくなにも出てきません。ひとり赤面しつつ調べたら、「ぬばたまの黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり」などという元気な歌を見つけました。
その漆黒の「ぬばたま=ヒオウギの実(注)」が莢から顔を出し始めていました。この莢が完全に剥けた姿もいいので、画面にはめ込んでおきました。
葉の凛とした美しさ、花の奥ゆかしい色合いを楽しんだあと、こういう高貴な輝きまで拝見できるとは、まさに「三拍子そろった」という言葉どおりのヒオウギです。
その漆黒の「ぬばたま=ヒオウギの実(注)」が莢から顔を出し始めていました。この莢が完全に剥けた姿もいいので、画面にはめ込んでおきました。
葉の凛とした美しさ、花の奥ゆかしい色合いを楽しんだあと、こういう高貴な輝きまで拝見できるとは、まさに「三拍子そろった」という言葉どおりのヒオウギです。
<補注> 「ぬばたま」は射干玉とあてます。
2008年のきょう<クサネム> 2007年のきょう<オオモクゲンジ> 2006年のきょう<ハナセンナ> 2005年のきょう<シロミノコムラサキ> 2004年のきょう<フウセントウワタ>
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コメント
さやから顔出している漆黒の実の美しさを,堪能された
んですねぇ。うーん、師匠はなかなかの詩人ですよ。
詩人の中でもそう、吟遊詩人というほうがぴったりで
しょうか。そんなイメージがこの頃頭の中をぐるぐる
廻っているんです。
投稿: zenpeichan | 2009-09-25 20:24
zenpeichanさんへ:
とほほ、「ぬばたまの」のあとが出てこない詩人はいませんよぉ。
草木の探求に余念のない「若き(?)ヒマ人」というイメージでお願いしますよ。
でも、ぬばたま、きれいでしょ!
お庭にいかがですか?(笑)
投稿: はた衛門 | 2009-09-26 08:15