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9月2日(水) ツルガシワ

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いかにもカモメヅルの仲間(キョウチクトウ科カモメヅル属)とわかる風体です。しかも、初めてカモメヅルらしきものを見たのは冬のさなかで莢の残骸だけだったのに、今度はツノのような実もあれば、花もまだ残っていて、葉もこんなに元気です。
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そして、この葉が見分けの鍵でした。ここに収録したほかの仲間(コバノカモメヅルアズマカモメヅル)に比べる(注)と、なんとも堂々として立派な葉です。
植物の名前には、ときどき過剰表現かと思うものもあるなかで、これなら槲(柏)を名乗られてもすんなりと飲み込めます。蔓の上部でこの大きさであり、根もとの方はもう少しゆったりしたサイズでした。

<補注> この仲間には、あとからコカモメヅルも加わりました。(2017年9月15日

2008年のきょうミズカンナ> 2007年のきょうヒメシロネ> 2006年のきょうイヌタデ> 2005年のきょうハス> 2004年のきょうピンクノウゼンカズラ

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コメント

はた衛門さん、おはようございます。
わぁ~この太い茎と大きな葉と
カモメヅルのお花と角のような実がワンセットなのですね。
カモメヅルの茎や葉は繊細なツルものという感じがしますから、
この太い茎に巻きついているほうだと思いました。
ほんとですね。カシワで納得です!

投稿: ブリ | 2009-09-03 08:03

ブリさんへ:
おお、ご賛同いただけましたか。素敵な葉ですよね。
花がもう少し盛りのときだとよかったなぁとは思いながら、
まずはすべてセットで撮れた幸運を喜んでいます。

投稿: はた衛門 | 2009-09-03 08:23

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