8月27日(木) イヌトウバナ
ちょっと野山を歩くと道端で見かける草なのに、いままで調べを怠っていました。くるぶし程度(か、やや上)の背丈で、あまり見栄えのするものではありません。
しみじみ眺めると、花穂は紫蘇のそれに似ています。図鑑のシソ科にあたってみたら、トウバナ属という案外に代表的な種類でした。
ただ、これがそのなかのトウバナかイヌトウバナか迷いました。そこで、ふつうの蟻がこんなに巨大に見えるほど拡大してみたら、萼が毛だらけでした。葉もややガサついています。花期もどうやらいまごろからなので、これはイヌトウバナとしました。
しみじみ眺めると、花穂は紫蘇のそれに似ています。図鑑のシソ科にあたってみたら、トウバナ属という案外に代表的な種類でした。
ただ、これがそのなかのトウバナかイヌトウバナか迷いました。そこで、ふつうの蟻がこんなに巨大に見えるほど拡大してみたら、萼が毛だらけでした。葉もややガサついています。花期もどうやらいまごろからなので、これはイヌトウバナとしました。
イヌトウバナに比べて花期がやや早いトウバナは、萼の毛が稜部だけだし、葉に毛がなくて艶があります。じつは春に撮ったときは出しそびれてしまって、これ(↓)がトウバナのようです。(撮影:2009年5月15日)
<補注1> この記事から2年後に、今度は間違いなくトウバナと確認できる写真を掲載しました。(2011年5月17日)
<補注2> イヌトウバナの萼にもう少し迫ってみました。(2016年9月1日)
2008年のきょう<アキグミ> 2007年のきょう<アキノタムラソウ> 2006年のきょう<キクイモ> 2005年のきょう<ハゲイトウ> 2004年のきょう<モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)>
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コメント
これ、私でも見たことがあります。
そう、何処にでも咲いている花ですよね。
イヌトウバナっていうんですね。
忘れないといいのですが・・この頃記憶が曖昧に
なってきているんです。心配、心配。
投稿: zenpeichan | 2009-08-27 18:58
zenpeichanさんへ:
お、わかりました?
けっこう目に入りやすい草ですよね。
でもいままで放ったらかしにしていて、ちょいと懺悔です。
イヌトウバナはやや毛深いので、今度は春にトウバナを
見つけてあげてくださいね。
投稿: はた衛門 | 2009-08-28 06:52