8月21日(金) ツルリンドウ
宝石のような真っ赤な実を晩秋の北国で撮ったのは3年前でした。あれから1,000日あまり、やっとツルリンドウの花をとらえることができました。
筒部の稜線は濃い紫色で、それが次第に花弁の白さに溶け込んでいく色合いはじつに奥ゆかしい風情です。もう少し紫が濃いものもあるなかで、初めて見るのがこんなに白い花だったとは、あこがれの君にふさわしい登場の仕方です。
ただし、花や実は美しくてもその蔓はたくましく、そこら辺のものにギリギリと巻きついてのびていきます。そんな目で見直せば、そこはかとない色合いとは対照的に、花の形は凛として気迫がこもっています。さて、その強靱な蔓の巻き上がり方は、前に学んだZS判定法によれば「S巻き(右巻き=朝顔と反対)」でした。
筒部の稜線は濃い紫色で、それが次第に花弁の白さに溶け込んでいく色合いはじつに奥ゆかしい風情です。もう少し紫が濃いものもあるなかで、初めて見るのがこんなに白い花だったとは、あこがれの君にふさわしい登場の仕方です。
ただし、花や実は美しくてもその蔓はたくましく、そこら辺のものにギリギリと巻きついてのびていきます。そんな目で見直せば、そこはかとない色合いとは対照的に、花の形は凛として気迫がこもっています。さて、その強靱な蔓の巻き上がり方は、前に学んだZS判定法によれば「S巻き(右巻き=朝顔と反対)」でした。
2008年のきょう<ペチュニア> 2007年のきょう<オタカラコウ> 2006年のきょう<オトコエシ> 2005年のきょう<シロガネヨシ> 2004年のきょう<ガガイモ>
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コメント
読みながら「おっ、これ欲しい」
なんて思いながら読み進めていくと
「やっぱいらない」
なんて思えちゃいました。
庭ではちょっと不向きでした。
でも、綺麗ですねぇ。
投稿: zenpeichan | 2009-08-21 20:50
zenpeichanさんへ:
そうですよね。せっかくのばしてきた蔓を切るのは
忍びないですからね。
ウチは去年かおととしに実験で植えたアオツヅラフジが
すっかり居着いてしまって、あちこちに絡みついています。
これが雌株なら、どんなにのびてくれてもうれしい(青い実がきれい)のに、
残念ながら男の子なんです、ぐすん。
投稿: はた衛門 | 2009-08-22 06:54
はた衛門さん
此方のツルリンドウは、花が白ではなく、野生のリンドウと同じ縁が青色ですよ。実は桃色からエンジ色に近いですね。
此方広島です。
投稿: 花ちゃん | 2009-08-28 19:38
花ちゃんさんへ:
広島にお住まいですか。
教えていただいてありがとうございます。
マツエビという呼び名がそちらのものとわかり、
一つ知識が増えました。
投稿: はた衛門 | 2009-08-29 08:00