8月19日(水) サルナシ
プラプラしている実は中指の先くらいのサイズです。猿さん御用達という名前ではあっても、猿だけでなく熊もこれがお気に入りだそうで、山で探すときは要注意です。
キウイの原型みたいな言い方をされてはいても、皮にはまったく毛がないし、サイズもこちらはずいぶん小型です。もっと熟せば、実の作りや色がキウイそっくりになるものの、いまの時期はまだ青リンゴの味わい(食感も)です。
というわけで、どう見ても食べても「梨みたい」とは思えません。もしかしたら、山のなかで猿がこれを飽食し、里に降りて来ないことを願って「猿無し」と呼んだとしたら、とてもいい名前に思えます。(はた衛門珍説)
実をコクワと呼ぶ地方もあり(注1)、先年、東北の道の駅でそんなラベルのついたドライフルーツを見つけました。うま酸っぱ~くて、パクパク食べてしまいました。
キウイの原型みたいな言い方をされてはいても、皮にはまったく毛がないし、サイズもこちらはずいぶん小型です。もっと熟せば、実の作りや色がキウイそっくりになるものの、いまの時期はまだ青リンゴの味わい(食感も)です。
というわけで、どう見ても食べても「梨みたい」とは思えません。もしかしたら、山のなかで猿がこれを飽食し、里に降りて来ないことを願って「猿無し」と呼んだとしたら、とてもいい名前に思えます。(はた衛門珍説)
実をコクワと呼ぶ地方もあり(注1)、先年、東北の道の駅でそんなラベルのついたドライフルーツを見つけました。うま酸っぱ~くて、パクパク食べてしまいました。
<補注1> ドリカムが『晴れたらいいね』で、「一緒に行こうよ こくわの実 また採ってね」と歌っています。ただ、ふつう「コクワ」はサルナシの実のことを指すのにあえて「こくわの実 」としているのは「こくわ」が木の名前と認識されているように思えます。
ところが、サルナシ(Actinidia arguta var. arguta)とコクワ(A. arguta var. arguta f. platyphylla)は別のものとされていて、吉田美和さんが見た「コクワ」の木を確認したいものです。
<補注2> 実がおいしいだけでなく、花がとてもキュートです。(2013年5月17日)
2008年のきょう<アオツヅラフジ(雌株) > 2007年のきょう<マツブサ> 2006年のきょう<ミニトマト> 2005年のきょう<シロバナサクラタデ> 2004年のきょう<ムラサキゴテン>
| 固定リンク
コメント
私まだ食べたことないです。
おいしいんだ~。
(めもめも…)
どこかで見つけられるといいな。
投稿: ちとせ | 2009-08-19 08:35
「サルナシ」は梨の仲間なのですか、初めてみました。でも、「熟せば、実の作りや色がキウイそっくり」とは・・・、一度味わって見たいものです。
投稿: ぴょんぴょん | 2009-08-19 09:48
ちとせさんへ:
あ、そう言えばありましたね〜♪
歌いながら食べると、いっそうおいしかったりして!
ぴょんぴょんさんへ:
ドライフルーツは、ホント、お菓子みたいでおいしいですよ。
ぜひ、お試しください!
投稿: はた衛門 | 2009-08-20 07:21
はじめまして
山小屋にサルナシを植えています。写真と同じものと実の丸っこいのと2本有り、絡み合って毎年良くなります。
クマの好物とは知りませんでした。
昨年11月に初めてクマが出て、甘柿全部やられました。
今年はサルナシの収穫を早めないといけませんね。
投稿: 花ちゃん | 2009-08-27 06:12
花ちゃんさんへ:
コメント、ありがとうございます。
実が丸いタイプもあるとは知りませんでした。
ウハハ、本当に熊が出るところなんですね。
あくまでワタシは聞きかじりなので、実際に熊が食べる
ものかどうか、実験していただければ… ☆\(- -;
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: はた衛門 | 2009-08-27 06:44
はた衛門さん
実験するだけの勇気はありません。
早めに収穫することにします。
サルナシ酒を作っても殆どプレゼントになるのにそれでも毎年作ってしまいます。
投稿: 花ちゃん | 2009-08-28 19:27