8月13日(木) ハス(八重)

お盆ともなれば、もはや秋風が立つのもあと少しで、その先駆けのような赤トンボ(注)を目にしました。オニヤンマの姿や羽音には暑苦しさを感じてしまうのに、赤トンボだとなにか一陣の涼風が頬をかすめたような気がします。
もっとも、現実は油照りの下で、蓮の花はだらしなく萎れていました。蓮を写すたび、「ポン」という開花音(注)を聞かなくては、と思ってはいるのに、いつかいつかと念じながら、未だにその願いは叶わないでいます。
もっとも、現実は油照りの下で、蓮の花はだらしなく萎れていました。蓮を写すたび、「ポン」という開花音(注)を聞かなくては、と思ってはいるのに、いつかいつかと念じながら、未だにその願いは叶わないでいます。
<補注> 写真の赤トンボは正確にはショウジョウトンボです。また、文中で蓮の花がポンと音を立てて咲くのを確かめたいとしたものの、後年、これは俗説だと知りました。(2018年8月)
2008年のきょう<レンゲショウマ> 2007年のきょう<レンゲショウマ> 2006年のきょう<ヌスビトハギ> 2005年のきょう<ニガウリ> 2004年のきょう<オモダカ>
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コメント
はた衛門さん、こんばんは。
蓮の葉の緑色に、燃えるような赤いトンボ。
ステキな色合いです。
こういう場面に行き逢えるのも
はた衛門さんの日ごろの行いが
きっと素晴らしいからなのでしょうね。
ただ、写真って、「運」とか「縁」だなぁ~って最近おもうんですよねぇ~
ということは、日ごろの行いは関係ないのかな?
投稿: ブリ | 2009-08-13 21:31
ブリさんへ:
はい、ふだんの行いのとってもよろしいはた衛門さんなのに、
たまに行った高原では雨に振り込められましたからね。
この写真だって、「こんな萎れたハスじゃ、ダメだなあ」と
思っていたら、ひょいとトンボさんが来てくれただけですもん。
投稿: はた衛門 | 2009-08-14 07:22