6月3日(水) クリ

青空に映える花の景色と幼いイガの姿は、それぞれいままで載せていても、そのニ態の間がポッカリ抜けていました。イガになる花=雌花の様子です。
あれだけ豪華についた花の全部が実になったら、世のなか、栗だらけになってしまうわけで、あの賑々しい花穂は雄の単機能しかないことがわかります。たしか、雌花はひそやかに穂の付け根にあったはず…、見つけました。
これだけワンサカと男性の愛情に包まれるとは、なんと幸せな雌花だろうと思うのは、たぶん男の勝手な思い込みでしょう。雌花さんは案外に、「あぁ~、鬱陶しい」なんてぼやいているのかもしれません。
あれだけ豪華についた花の全部が実になったら、世のなか、栗だらけになってしまうわけで、あの賑々しい花穂は雄の単機能しかないことがわかります。たしか、雌花はひそやかに穂の付け根にあったはず…、見つけました。
これだけワンサカと男性の愛情に包まれるとは、なんと幸せな雌花だろうと思うのは、たぶん男の勝手な思い込みでしょう。雌花さんは案外に、「あぁ~、鬱陶しい」なんてぼやいているのかもしれません。
<補注1> 柿の標準和名はカキノキなのに、栗はクリでいい(ノキつかず)なんて、ずいぶん不公平があるものです。おっと、桃もモモでした。
<補注2> クリの雌花(と雄花)をもう一度見つめ直しました。(2014年6月23日)
2008年のきょう<センダイハギ> 2007年のきょう<タチバナ> 2006年のきょう<シロバナシラン> 2005年のきょう<ハナザクロ> 2004年のきょう<カリフォルニアポピー>
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コメント
栗大好きですが、このようにして花を見たことは
ありませんでした。しかも雌花ですからね。
貴重なお姿です。
投稿: zenpeichan | 2009-06-03 18:55
小中高と毎日使う道沿いに、栗の木があるんです。
だから小さい頃から、この花は見慣れているんですが・・・
匂いがどうも苦手なんですよ
近くから観察しようにも、あの匂いのせいであんまり長く観察できないんです。
だから慣れ親しんでいる、とは言っても、こんなにどアップで見たのは初めてです。
花の時点で、もうイガにそっくりなんですね!
自分では知ることが無かったはずことが知れて、嬉しいです。
投稿: みかん | 2009-06-03 20:07
栗の花が目立つようになりましたね。
しっぽのような花が、無数に地面に落ちているのを見ると役目を終えた雄花の行く末はなんとも悲しい。
それはそれと、花が咲く時期は普段栗の木があるなんて気付かないところもあるので覚えておいて秋に拾いに行かないと。
はた衛門さん、名前の分からない木があります。
誰も分からないのでお手上げなのです。
今日アップしてみましたが、この栗の花の香りと同じかそれより濃厚な香りの花なんですが、名前分かりますか?
投稿: ちゅいろ | 2009-06-03 21:41
zenpeichanさんへ:
そちらはもう栗の花は終わったでしょうかね。
まだ咲いていたら、雌花を見つけてあげると、
奥様に惚れ直してもらえますよ~(笑)。
みかんさんへ:
栗の実は食べるのに、あの花の香りがイヤという人が多いんですよね。
もしかして、みかんさんも、実は平気?
今度は息を止めて雌花を見つけてみてくださ~い(笑)。
ちゅいろさんへ:
おっとお呼びですね。
お役に立てるのかな~。
こういうのって、とっても不安です(どきどき)。
投稿: はた衛門 | 2009-06-04 07:21