6月17日(水) ギンバイカ(マートル)
きのうの「梅」花ウツギにはいささか不満だったのに比べ、きょうの梅花はかなり「らしく」見えます。ただしそれは花単体を見たときのことで、この厚手の葉や、大空に手を広げたようなせいせいとした枝振りからは、梅の雰囲気は欠片も感じられません。
フトモモ科ですから、あのフェイジョアと近縁で、そういう目で見れば、梅で納得しかけた花もちょいとバタ臭く思えてくるから、人間の感覚とはいい加減なものです。
3mはある大きな木で、陽当たりのいい天辺は満開状態でも、手の届くあたりはまだ蕾が目立ちました。その蕾のまん丸プックリの形がとてもチャーミングです。
フトモモ科ですから、あのフェイジョアと近縁で、そういう目で見れば、梅で納得しかけた花もちょいとバタ臭く思えてくるから、人間の感覚とはいい加減なものです。
3mはある大きな木で、陽当たりのいい天辺は満開状態でも、手の届くあたりはまだ蕾が目立ちました。その蕾のまん丸プックリの形がとてもチャーミングです。
<補注1> 秋には黒い実をつけます。(2007年11月22日)
<補注2> 同じフトモモ科ではあっても属違いのくせにマートル(ギンバイカの通称)を名乗る樹種を収録しました。(2023年9月10日)
なお、ギンバイカを流通的にマートルと呼ぶのは、属名Myrtusと根を同じくする欧州での呼称Myrtleを借りてカタカナをあてたものです。
2008年のきょう<アゼナルコ> 2007年のきょう<ワラビ> 2006年のきょう<ローズゼラニウム> 2005年のきょう<カツラ> 2004年のきょう<シロタエギク>
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コメント
フトモモ科…
まん丸プックリ…
なんだか惹かれる花であります。
親近感?(笑)
ウメ繋がりだと、ウメバチソウがとても好きであります。
投稿: ちとせ | 2009-06-17 07:48
ちとせさんへ:
なんのなんの、楚々とした姿ではございませんか。
ウメバチソウ、いいですね。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2007/10/1021_9ec2.html
今年はウメ「ガサ」ソウを狙っていまして、
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2010/06/611-79c6.html
タイミングがうまく合うかどうか、賭けです。
投稿: はた衛門 | 2009-06-18 05:33