6月14日(日) ジョウリョクヤマボウシ
お仕舞いモードだった紅山法師(きのう掲載)と違い、こちらはいまが花盛りの常緑山法師です。ふつうの山法師より飛び抜けて花つきが良く、高さが4mほどあるこの木がクリーム色に覆われている姿にはちょっと息をのみました。(注)
これが真っ白だったら、さらにきれいかと惜しくなります。ただし、咲き始めがクリーム色でだんだんに白く褪色するので、見ようによっては単純な白よりも重層的な色合いが楽しめるというメリットがあります。
名前どおり、葉が四季を通じて緑であることは前に記録しています。紛れもなくふつうのヤマボウシと同属の仲間ではあるのに、葉が常緑ということだけでなく、その形もずいぶん違います。
さて、きのうの紅山法師ではタイトルに「ベニ」をつけない説明をクドクドしたのに対し、きょうはそれがいりません。ふつうのヤマボウシ(Cornus kousa)と対等に、こちらも別の種(C. hongkongensis)なので、タイトルもしっかりフルネームです。
これが真っ白だったら、さらにきれいかと惜しくなります。ただし、咲き始めがクリーム色でだんだんに白く褪色するので、見ようによっては単純な白よりも重層的な色合いが楽しめるというメリットがあります。
名前どおり、葉が四季を通じて緑であることは前に記録しています。紛れもなくふつうのヤマボウシと同属の仲間ではあるのに、葉が常緑ということだけでなく、その形もずいぶん違います。
さて、きのうの紅山法師ではタイトルに「ベニ」をつけない説明をクドクドしたのに対し、きょうはそれがいりません。ふつうのヤマボウシ(Cornus kousa)と対等に、こちらも別の種(C. hongkongensis)なので、タイトルもしっかりフルネームです。
<補注> この記事で「花」としているのは総苞片のことであり、本当の花の構造はあとで取り上げました。(2015年6月24日)
2008年のきょう<ムクノキ> 2007年のきょう<ナンテンハギ> 2006年のきょう<ヤエドクダミ> 2005年のきょう<ブナ> 2004年のきょう<ガクアジサイ>
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コメント
うわ~、きれい。
これが噂のジョウリョクヤマボウシの花盛り。
ヤマボウシは地味ってイメージあったけど、なんと豪華な。
これに雨が降ったら花と葉っぱの先から滴が落ちて、すてきでしょうね。
今度、庭の南側を少しいじりたいと思っているので、植える木の候補のひとつに入れておきたいと思います。
投稿: ちとせ | 2009-06-14 10:48
ちとせさんへ:
あら、うわさでしたか? 病気に強くて花つきが良く、
しかも冬にも青々とくれば、たしかにうわさになりますかね。
ヘタをすると大きくなるので、南側はどうかと心配です。
うまく刈り込んであげれば大丈夫かな。
投稿: はた衛門 | 2009-06-14 13:01
初めまして。
家の近くに葉が椿のようにかたくて、花がヤマボウジでその名を知りたいと思っていましたところ、御ブログでジョウリョクヤマボウシということがわかりました。
我が家のは普通の白で、秋に落葉します。
同じヤマボウシなのに葉が違うとは!
ありがとうございました。
投稿: tona | 2009-06-15 20:21
tonaさんへ:
ご来訪、ありがとうございます。
お役に立てたとはうれしい限りです。
花の咲く時期がいい(春の花々が終わったあと)ので、
近くにあるとうれしい1本ですね。
投稿: はた衛門 | 2009-06-16 07:26
あ、これこれ。
うちの近所の庭先にも同じ感じのがあって、
ずいぶん花つきがいいなぁと見てました。
しかし、「ジョウリョク」とはあまりにも
ストレートなネーミング。
せめて「トキワ」とか、と検索したら、
「トキワヤマボウシ」でも結構ヒットしますね。(^^;
投稿: waiwai | 2009-06-17 05:05
waiwaiさんへ:
へー、たしかに、「ジョウリョク」をカタカナ表記するのは
抵抗がありました。
どっちが本名なんだろう? もう1回調べてみます。
投稿: はた衛門 | 2009-06-17 05:48