6月11日(木) ナンテン
冬にはあんなに美しい実になるのに、その花はいかにも無愛想です。
雨にあたると受粉が妨げられ、実のつきが悪くなると言います。梅雨の時期に咲く花としては、自己防衛の仕掛けがあって良さそうなものなのに、そこはそれ、自然の成り行きのままに、成るもよし・成らぬもまた風情という堂々の人生(?)です。
そんなナンテンの心を知ってか知らずか、ときどきこの木に傘をかぶせたお宅を見かけます。マメだなあと感心したり、実がつき過ぎたら木が疲弊しそうと心配になったり、よそさまの庭を見て心を揺らしているのだから、なんとも面倒くさい男です。
雨にあたると受粉が妨げられ、実のつきが悪くなると言います。梅雨の時期に咲く花としては、自己防衛の仕掛けがあって良さそうなものなのに、そこはそれ、自然の成り行きのままに、成るもよし・成らぬもまた風情という堂々の人生(?)です。
そんなナンテンの心を知ってか知らずか、ときどきこの木に傘をかぶせたお宅を見かけます。マメだなあと感心したり、実がつき過ぎたら木が疲弊しそうと心配になったり、よそさまの庭を見て心を揺らしているのだから、なんとも面倒くさい男です。
<補注> 常緑と分類されるナンテンの紅葉については、けっこうしつこく取り上げました。(2020年2月12日)
2008年のきょう<マグワ> 2007年のきょう<キンギンボク(ヒョウタンボク)> 2006年のきょう<ホオズキ> 2005年のきょう<ハアザミ(アカンサス)> 2004年のきょう<ナツツバキ>
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