5月7日(木) アメリカイワナンテン(セイヨウイワナンテン)
花の形からツツジ科だろうことはわかっても、ドウダンとは葉が違うし、アセビはもう終わったし、ブルーベリーはもっと背丈があるし(これは枝が這う感じ)、と頭はグルグル廻りをするだけで、要は正体がさっぱりわかりませんでした。
なるほど、岩南天の海外版(別名:セイヨウイワナンテン)でしたか。道理で、公園の岩組みに配されていました。撮影したところのものは、すべての株の葉がシンプルだったものの、斑入りタイプ(注2)も多く出回っているようです。
さて自分としての問題は、日本版の岩南天にまだご対面できていないことです。海外版よりはずっと楚々としたその姿を、早くこの目で拝みたいものです。
なるほど、岩南天の海外版(別名:セイヨウイワナンテン)でしたか。道理で、公園の岩組みに配されていました。撮影したところのものは、すべての株の葉がシンプルだったものの、斑入りタイプ(注2)も多く出回っているようです。
さて自分としての問題は、日本版の岩南天にまだご対面できていないことです。海外版よりはずっと楚々としたその姿を、早くこの目で拝みたいものです。
<補注1> 花どきのこの木を見る限り、なぜ南天なのか理解に苦しみました。しかし、日本の岩南天の写真を見ると葉質が柔らかくて枝に赤みがあり、たしかに南天の雰囲気がありました。花を無視した名づけがときどきあるので、注意が必要です。
<補注2> 後年、園芸種のレインボーを取り上げました。
それと比較すると、こちらは葉質(ずっと硬い)や花筒の形(先が窄まり長い)に違いがあることがわかります。従来、上の写真の樹種はLeucothoe fontanesianaだと思っていましたが、今回の比較で、これはLeucothoe axillaris(和名は同じ)であろうと考えを変更します。(2024年6月30日)
2008年のきょう<ヒルガオ> 2007年のきょう<スイートピー> 2006年のきょう<ベニバナツメクサ> 2005年のきょう<モモイロヒルザキツキミソウ> 2004年のきょう<ハリエンジュ(ニセアカシア)>
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コメント
南天の木は庭に1本植えてあるので分かるのですが岩南天?うーんこれも初耳。知らないっていうことより知った方が楽しいのですが知らないことがなんと多すぎることでしょうか。師匠のブログを見ていて助かることが多いんです。ありがとうございます。
そうそう、一昨年教えていただいて昨年名前を忘れていたつるバラ。今年も散歩に行く途中で咲いていました。さすがの私ももう覚えています。「ナニワイバラ」が咲いていました。これも師匠のお陰です。有り難うございます。
投稿: zenpeichan | 2009-05-07 16:17
zenpeichanさんへ:
ホント、浴衣美人さん(ナニワイバラ)の季節になりましたね。
>知らないことがなんと多すぎる
まったくそのとおりで、分け入っても分け入っても
森はどんどん深まるばかりです。
投稿: はた衛門 | 2009-05-08 05:19