5月5日(火) ダイコン
道路と線路に挟まれて草ぼうぼうの空隙地のなかに、見慣れたアブラナ科の花がありました。ごくうす~く赤紫を含んだこの花は、どう見てもダイコンです。
畑でもないこんなところにダイコンとは面妖です。完全に荒れ地だし、たくさん生えているし、その正体を見届けたい気持ちを抑えるものはなにもありません。
一本、エイッと抜いてみました。かなり寸足らずではあっても、これは紛れもないダイコンです。もちろん味見しました。しっかり「あの味」です。
野菜として栽培される前のダイコンは「野草」だったわけで、きっとこんな感じだったのでしょう。花の写真には、アブラナ科らしい種ももう見えています。畑から逸出した種がこんなところで侘び住まいをするうち、先祖返りをしつつあるように見受けました。
畑でもないこんなところにダイコンとは面妖です。完全に荒れ地だし、たくさん生えているし、その正体を見届けたい気持ちを抑えるものはなにもありません。
一本、エイッと抜いてみました。かなり寸足らずではあっても、これは紛れもないダイコンです。もちろん味見しました。しっかり「あの味」です。
野菜として栽培される前のダイコンは「野草」だったわけで、きっとこんな感じだったのでしょう。花の写真には、アブラナ科らしい種ももう見えています。畑から逸出した種がこんなところで侘び住まいをするうち、先祖返りをしつつあるように見受けました。
<補注> 植物としてはダイコンであっても、いまのような立派なダイコンとは違う姿であるカイワレダイコンを地植えした様子を収録しました。(2018年3月23日)
2008年のきょう<ナラガシワ> 2007年のきょう<イチハツ> 2006年のきょう<ハナイカダ> 2005年のきょう<ユリノキ> 2004年のきょう<ムクロジ>
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コメント
これも『ど根性大根』のお仲間でしょうか?
野生に戻ると、八百屋さんでよく見るあの白い大根も、こんなに逞しくなっちゃうんですね・・・
投稿: みかん | 2009-05-05 21:02
みかんさんへ:
そうですね。どっからどうやって来たものやら、
食べられずにすむ安住の地を見つけたんでしょうね。
あ、それを抜いてかじってしまったワタシは、極悪非道のオッサンでした。
ごめんね、大根さん。。。
投稿: はた衛門 | 2009-05-06 07:04