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5月4日(月) トウカエデ

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紅葉のとき冬の実は目立つトウカエデでも、花はやや地味な存在です。高い木の上の小さな(5㎜くらい)存在というハンデもあります。
ただし、よく見ると二股に開いた真っ白の雌シベがとてもきれいです。なので、「早くすべての花が開けばいいのに」と思ってもそれはかなわぬ夢でした。白い雌シベを見せているのは両性花で、それ以外は雄花、というちょっと変わった構成です。
つまり、雌雄同株の雌雄異花ということで、すわ家庭内別居かとあらぬことを考えたものの、いえいえ、当世風にはワークシェアリングと呼ぶのが妥当でしょう。

<追録> 上の写真では雄花がまだ咲いていないので、雄花が満開状態の写真を追加しておきます。(↓撮影:2016年4月14日・広島市)
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この木には両性花が一つもありませんでした。上の写真で雄花が蕾状態であることと考え併せると、トウカエデは雌性(両性花)先熟タイプに思えます。

2008年のきょうニワトコとムベ> 2007年のきょうキモクレン> 2006年のきょうヒメコウゾ(雄花)> 2005年のきょうスズラン> 2004年のきょうハルジオン

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コメント

わが街にも、トウカエデの街路樹があります。
初めて、名前を知ったときは、メイプル・ツリーの連想から、「糖カエデ」かと勘違いしてしまったので、よく覚えている木です。
秋になって、ひらひらした翼を持つ実が落ちているのは見かけるのですが、花は見た記憶がありません。街路樹なので下のほうは剪定してしまって花に気がつかなかったと思います。
< 雌雄同株の雌雄異花ということで、すわ家庭内別居
なかなか、複雑なんですね~o(*^▽^*)o

投稿: ぴょんぴょん | 2009-05-05 18:05

ぴょんぴょんさんへ:
うん、たしかに「サトウカエデ」ってありますね。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2021/11/post-c330d1.html
ただ、サトウではないこっちのトウカエデだって、
どこから出る蜜なのか、葉の表面はベトベトなんですよね。
ゴキブリホイホイみたいで、虫が困らないかと思ってしまいます。

投稿: はた衛門 | 2009-05-06 07:08

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