5月30日(土) キハダ(雌株)
キハダの薬湯をチビチビと舐めながら、キハダの記事を書くというのはなかなかオツなものです。ブログは朝食前の楽しみにしているので、空の胃にぬるい湯が落ちていきます。これは体にいいのだそうです。
どうせなら白湯(さゆ)よりは薬湯がいいだろうということで、黄檗(おうばく)という生薬として有名なキハダを使うようになりました。愛飲生薬としては先輩格であるメグスリノキは10分以上煎じなくてはいけなくて、起き抜けには面倒すぎるのに対し、キハダなら皮をおおまかに砕いてお湯に入れておけば、ほどなく素晴らしい(!?)お味が滲み出てくるので、とても手軽です。
どうせなら白湯(さゆ)よりは薬湯がいいだろうということで、黄檗(おうばく)という生薬として有名なキハダを使うようになりました。愛飲生薬としては先輩格であるメグスリノキは10分以上煎じなくてはいけなくて、起き抜けには面倒すぎるのに対し、キハダなら皮をおおまかに砕いてお湯に入れておけば、ほどなく素晴らしい(!?)お味が滲み出てくるので、とても手軽です。
という爺むさい話は脇へおき、そのキハダが花をつけていました。キハダは雌雄異株ですから、さあ、これはどっちでしょう。前の年に実がつく(あるいはつかない)ことがわかっている木なら雄花・雌花の見分けは迷わないのに…と思いつつ近寄ったら、おやおや、もう子房が膨らんで、小さな実になりつつありました。
<補注1> 6年後、ようやく雄株を見つけ、花を撮影しました。(2015年5月31日)
<補注2> キハダについて、花以外のことをおさらいしました。(2018年11月1日)
2008年のきょう<フデリンドウ> 2007年のきょう<ムギセンノウ> 2006年のきょう<コウホネ> 2005年のきょう<ヤナギハナガサ> 2004年のきょう<オオキンケイギク>
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
黄檗のお話を読ませていただいて、
最近、わたしもそういう内容の文章を読んだ記憶が・・・
必死で思い出しましたよ。
そうそう、カラスビシャクのときに、
コレステロールの吸収抑制効果なんて書いてありました。
でも、もろもろの漢方薬よりも、
はた衛門さんの文章が
わたくしの脳の活性化にはとてもよいような・・
投稿: ブリ | 2009-05-30 10:58
キハダの薬湯の効能は何でしょうか。
もう3年も毎日青汁を飲んでいます。
何か変わったことは?うーんないですねぇ。
でも、飲まないよりは飲んだ方が・・・なんていう
気持ちがあるので続いているというそんな安易な続け
方なんですが。
師匠の目はその後いかがですか。快調?
私の方は、○○製薬のブルーベリー&メグスリノ木を
毎日飲んでいますよう・・・。まあ、快調?です。
投稿: zenpeichan | 2009-05-30 15:10
ブリさんへ:
へー、カラスビシャクにコレステロール抑制効果ですか。
あの系統は、なんか効きそうな姿ですもんね。
やっぱり煎じるんでしょうねえ。
zenpeichanさんへ:
ふふふ、熊の胃もかくやと思わせるこの味を知れば、
効能は一発でわかってもらえるんですがねえ(笑)。
あ、サプリ路線にしたんですね!? 効き目は同じかな?
辞書は見えるようになりましたか。
投稿: はた衛門 | 2009-05-31 07:44