5月2日(土) キンラン
ちょっと情けない写真ではあっても、そんじょそこらで撮り直しのきく花ではない(注)ので、まずは「見たもんね~」という意味で掲載しておきます。
雑木林のなかにふつうに咲いていたというのは昔の話で、ここ埼玉県ではいまや完全に貴重品です。これだけ目立つ(背も高い:40~50㎝)ので、つい「我がモノ」にしたい人が多いのでしょう。たとえ持ち帰っても、この花は特殊な菌と共生しないと生育できず、枯らしてしまうだけだと言いますから、二重にむごいことです。
もちろん、適切な生育環境地そのものが激減していることは、この花にとってもっと基本的な問題です。そんな危機的状況(花にとって、というより、むしろ我々にとって)を改善しようと立ち上がった人々のおかげで、この稀少種に出会うことができました。
雑木林のなかにふつうに咲いていたというのは昔の話で、ここ埼玉県ではいまや完全に貴重品です。これだけ目立つ(背も高い:40~50㎝)ので、つい「我がモノ」にしたい人が多いのでしょう。たとえ持ち帰っても、この花は特殊な菌と共生しないと生育できず、枯らしてしまうだけだと言いますから、二重にむごいことです。
もちろん、適切な生育環境地そのものが激減していることは、この花にとってもっと基本的な問題です。そんな危機的状況(花にとって、というより、むしろ我々にとって)を改善しようと立ち上がった人々のおかげで、この稀少種に出会うことができました。
<補注> 初めて見たキンランに、かなり舞い上がった様子です。しかし、翌年・翌々年とあちこちで元気にしているキンランに会えました。なかには無理なく接写できる場所で咲いていてくれる愛想のいいキンさんもいました。(2011年5月13日)
2008年のきょう<マイヅルソウ> 2007年のきょう<ジュウニヒトエ> 2006年のきょう<カキドオシ> 2005年のきょう<シラー・ペルビアナ(オオツルボ)> 2004年のきょう<カリフォルニアポピー>
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コメント
キンさん,ギンさんのうわさは聞いていてもまだお目にかかったことはありません。
何時本人たちに会えるのか楽しみです。
投稿: ryoi | 2009-05-02 11:48
ryoiさんへ:
ふふ、やっぱり「キンさん・ギンさん」ですよね。
でも、ryoiさんコレクションにもないとは、ワタシは
ずいぶん幸せな思いができたということですね。
きょうはギンさんの出番です。
投稿: はた衛門 | 2009-05-03 03:57