5月15日(金) カッコソウ
もしこの草の名前(カッコソウ)が書き取り試験に出たら、「確固草」と書けば、この凛とした姿に多少は符合するでしょうか。幻の草という意味で、「()草」とするのも大ハズレではないように思えます。
ただし、正解は勝紅草または羯鼓草です。前者は「紅が勝る」でいくらかうなずけても、後者は雅楽で使われる太鼓のことだそうで、さっぱり脈絡なしに思えます。さらに、群馬に自生するのに木曽小桜などという別名もあり、いやはや、この姿を見つける以上に頭を悩ませてくれる名前です。
だがしかし、込み入った名前などどうでもいいやと思わせる華麗な迫力の花です。仲間のサクラソウも自生地はどんどん減っていて、美しさが仇になるとはイヤな時代です。葉がサクラソウとはかなり違い、ゼニアオイを彷彿とする天狗の団扇型なのももう一つの鑑賞ポイントと見ました。
ただし、正解は勝紅草または羯鼓草です。前者は「紅が勝る」でいくらかうなずけても、後者は雅楽で使われる太鼓のことだそうで、さっぱり脈絡なしに思えます。さらに、群馬に自生するのに木曽小桜などという別名もあり、いやはや、この姿を見つける以上に頭を悩ませてくれる名前です。
だがしかし、込み入った名前などどうでもいいやと思わせる華麗な迫力の花です。仲間のサクラソウも自生地はどんどん減っていて、美しさが仇になるとはイヤな時代です。葉がサクラソウとはかなり違い、ゼニアオイを彷彿とする天狗の団扇型なのももう一つの鑑賞ポイントと見ました。
2008年のきょう<カマツカ> 2007年のきょう<キツネアザミ> 2006年のきょう<カラスビシャク> 2005年のきょう<シロミミナグサ> 2004年のきょう<エゴノキ>
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