4月17日(金) バッコヤナギ
この時期、山の斜面や丘の一部が黄色っぽく霞んで見えることがあり、その犯人(?)を追及するとこの木の下にたどりつきます。
ネコヤナギに似た花からヤマネコヤナギという別名を持ってはいても、木がネコヤナギよりずっと大型です。水辺を好むネコヤナギと違い、山の斜面に「跋扈」するところからこう呼ばれたと言います。
ただ、この木はまな板や裁ち板(裁縫用)に重用される木(したがって、幹も30~40cmの太さあり)で、それほど生活に密着した木をこんな漢語で呼んだとは思いにくいところがあります。
そこで、もうひとつの説明である「婆っこ」の方に肩入れするために、今度はこの花が白髪のようになった場面をとらえる必要が出てきました。今度会うときまで、お婆ちゃん、元気でいてください。
ネコヤナギに似た花からヤマネコヤナギという別名を持ってはいても、木がネコヤナギよりずっと大型です。水辺を好むネコヤナギと違い、山の斜面に「跋扈」するところからこう呼ばれたと言います。
ただ、この木はまな板や裁ち板(裁縫用)に重用される木(したがって、幹も30~40cmの太さあり)で、それほど生活に密着した木をこんな漢語で呼んだとは思いにくいところがあります。
そこで、もうひとつの説明である「婆っこ」の方に肩入れするために、今度はこの花が白髪のようになった場面をとらえる必要が出てきました。今度会うときまで、お婆ちゃん、元気でいてください。
<補注> 「婆っこ」ヤナギ説をサポートする写真を載せました。(2009年5月21日)
2008年のきょう<イスノキ> 2007年のきょう<ネギ> 2006年のきょう<エノキ> 2005年のきょう<アカメガシワ> 2004年のきょう<ハタザクラ>
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
バッコヤナギ、さっそく調べてみました。
バッコにはいろんな説があるのですね。
おばあさんだったり、牛だったり、楽しいですね。
牛がこの葉を好んで食べるとか。
でも、やはり柳絮をおばあさんになぞらえているのかしら?
お写真楽しみにしています。
投稿: ブリ | 2009-04-17 12:59
ブリさんへ:
おや、牛説までありましたか。
調べ足りないところを補っていただき、ありがとうございます。
うーん、牛の背では届かない、大きな木なんですけど、
人間が摘んであげるんでしょうかねえ。
その葉の様子や白髪の状態をうまくとらえたいもので、
さて都合良くいきますやら。
投稿: はた衛門 | 2009-04-18 06:16