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3月31日(火) ヤブサンザシ(雌)

090331yabusanzasi_f_bいつも自分で勝手に宿題を背負ってはそれをほったらかしにするのに、今回は4日前の「?」をきっちり解決することができました。
ヤブサンザシの雌花(雌株)はこんな感じでした。右下枠内の雄花と比べると、雌シベの形に大差はなく、雄シベが極端に退化して痕跡だけになっています。早くも子房が膨らんでいるので、次はこれが真っ赤に熟すときの撮影を宿題にしておきます。

<補注> 実が真っ赤に熟した写真はこちらです。(2009年11月13日)

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3月30日(月) ミミガタテンナンショウ

090330mimigata_bサトイモ科テンナンショウ属の花を見つけるのは、春の楽しみです。どぎついキャラぞろいのなかで、これは名前のとおり福々しく垂れた耳が特徴です。
○○テンナンショウというのがたくさんあって、名前を特定するのはビクビクものですが、これだけ大きな耳があるので大間違いではないでしょう。
ひとつの場所にこの手の仲間が生えそろってくれれば楽ができるのですが、環境には微妙な好みがあるらしく、1カ所には義理堅く1種類です。ムサシアブミウラシマソウマムシグサと、今までみなそれぞれ違う場所での出会いでした。

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号外 : ハタザクラの蕾、大きく膨らむ

090329hatazakuraびっくり・びっくりです。だいたい4月の10日ごろが見頃のはずのハタザクラなのに、蕾がこんなにピンクに膨らんでいました。もう咲きそうです。
これは別に異常気象のせいではなく、ひこばえ(本来の樹幹から生えだした枝)の特性で、若い桜が早咲きなのと同じ現象のようです。西側の大枝も切られて見るも無惨な姿になったハタザクラですが、元気なひこばえのおかげで早くから花が楽しめるようになりました。もちろん、本来の高いところにある蕾はまだまだです。うまくいけば、低いところから順に咲いて、2週間ほど花が楽しめるかもしれません。

※ きょうからHPの「ハタザクラ 2009年 開花情報」をはじめました。

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3月29日(日) アーモンド

090329almond_b見苦しい指が何をしているのかというと、先端から最初の折皺までがちょうど3㎝であって、この花の直径が6㎝ほどもあることを示しています。咲いている姿の印象が桃や杏とはかなり違って、ボン・ボンッと擬音を使いたいほど豪快です。
晩酌の友として、いつもお世話になっているのがこのアーモンドの実です。それなのに、春の花は何回か見ていても、夏に実がぶら下がったところをまだうまく写せていません。ヘントウ(扁桃)という和名がナルホドと思える扁平な実の姿を、今年こそ美しく記録したいものです。

<補注> ふくらんだ実の姿は翌年とらえました。(2010年5月31日)

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3月28日(土) オランダカイウ(カラー)

090328kaiu_b両手を丸めたほどの大きな真っ白の花が水辺で際立っていました。黄色い芯がチャームポイントですが、本当はこちらが花で、白いところは仏炎苞です。
前に、花がこれよりふた周りも小さく(背も低く)て、乾いたところで咲くものを、「カラー」として取り上げています。
カラーはオランダカイウの別名なので、自分のなかで区別できずに混乱しています。しかし、きのう「ハテナ365日」への改名を考えたところでもあるし、混乱のまま、「いろいろあるんでしょうよ」ということにしておきます。(たぶん、きょうのものがふつうのオランダカイウ=カラーで、前のものはなにか変わり種なのだと思います)

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3月27日(金) ヤブサンザシ

090327yabusanzasi_bきのうの富貴草で、「雌雄異花や雌雄異株という仕組みの違いはどうしてできたのでしょう」というコメントをいただいてしまいました。その答えは、造物主にインタビューできるときを待つとして、きょうのヤブサンザシも雌雄異株とされている木です。
葉や花の感じは、ユキノシタ科スグリ属の仲間であるフサスグリを思い出させます。名前を借りたサンザシはバラ科なので話が紛らわしくなりますが、サンザシの実がおいしいのに比べ、ヤブサンザシのそれは見かけも味もプアーです。
さて、きょうの問題は、雌雄異株とされるこの花に雌シベ・雄シベ両方が見えていることです。先年、実をつけたところを撮った木と今回の木はまるで別物(別場所)なので、雌株につく花がどんな様子なのか、今回の木には実がなるかならないか、今のところ?だらけです。ブログの名前をハテナ365日と改めようと思うきょうこのごろです。

<補注> 雌株の花の様子はすぐに確認できました。(2009年3月31日)

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3月26日(木) フッキソウ

090326hukkisou_bしまった、これを4日前に載せていたら「木なのに草」が3題連続したのに…という後悔はあとの祭りです。
20日のクサボケ、21日のクサイチゴはしっかり木に見えたのに比べると、これはかなり草っぽいし、実際に一部では「多年草」扱いもされているようです。ただ、地表近くの幹?はしっかり木質なので、ここでは「木なのに草」としておきます。
おっと、草木論議で忘れるところでしたが、フッキソウを再々登場させた本当のわけは、前回前々回は見にくかった雌花がはっきりと写せたからです。花茎の上部で変な形が目立つ雄花に隠れ、地味だし数も少ない雌花ですが、この株はかなり見やすく(写真は拡大可)、しかも4輪も咲いていました。

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3月25日(水) カランコエ・ラクシフロラ

090325kalanchoe_laxiflora_bカランコエといえば、ふつうには花が上に向いたものを思い浮かべるはずです。ところが、葉がまるで象の耳というのもあるし、このように花が釣鐘状に下を向くタイプも一つのジャンルを成しているようです。
園芸的にいろいろ開発されていて、「これ」と見極めるのは困難です。今回の名前も「一応これかな」程度です。
流通名は「胡蝶の舞」だそうで、象の耳が「仙女の舞」だったのを思うと名前まで紛らわしくて切なくなります。ただ、このタイプのカランコエはみんな「胡蝶の舞」だそうで、そう呼んでおけば少しだけストライクゾーンが広がるメリットはあります。

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3月24日(火) ヒサカキ

090324hisakaki_bまたまたヒサカキの微妙な臭いが鼻につく季節です。ちょっと神様に対して失礼な臭いのような気がするのですが、あの微妙さも神聖性のうちでしょうか。
ところで、今まで白しか見なかった花がこんなに赤いものを見つけました。縁取りが白いままなのでツートンカラーで、けっこう賑やかな装いです。
チラチラと雄シベがのぞいていて、これは雄株でした。雌株でもこの色合いがあるのか、白と同じくわさわさと実をつけるのか、またまた気になることが増えました。

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3月23日(月) トキワイカリソウ

090323tokiwaikari_b冬を過ごしてややくたびれた葉が地面を覆うなかから、スッと20㎝ほどのび上がって咲く花の形が目を惹きます。いかにも春らしい色にも頬がゆるみます。
碇の突起に見える部分は「距」で、ふつうにいう花びらは中央部分です。上部でヒラヒラしているのは花弁化した萼で、内外計8枚あります。
トキワではないふつうのイカリソウもあと少しすると咲きますが、花では見分けがつきません(自分は…)。違いはもっぱら葉で、冬越しするトキワの葉はパッと見で赤っぽく、先が尾のように長くのび、基部の食い込みが深めです。

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3月22日(日) ヤドリギ

090322yadorigi1_bイェーイ! やりました。いつもいつも探していたのに、ようやくの出会いです。ものがヤドリギだけに、「宿」願達成!と喜んでしまいます。
かなり高い場所にありましたが、きみまろズームでどうにか写る範囲でした。プロペラみたいな葉の付け根に見える黄色い4弁の物体が花で、これはその真んなかに雌シベが見える(写真は拡大可)ので雌株のようです。
090322yadorigi2_bそしてこちらが別の株で咲く雄花です。花の中央に突起がなく、代わりに花弁(花被)の内側が葯でこんもり盛り上がっています。ヤドリギは雌雄異株なのです。
090322yadorigi3_b宿主は大きなケヤキでしたが、なんとも寛大にたくさんの居候をかかえていました。ヤドリギは自分でも光合成する「半寄生」という生態だそうで、宿主にかける負担もわりと少ないのかもしれません。
090322yadorigi4_bさてきょうはうれしさのあまり写真が5枚です。これはケヤキの根元で拾ったヤドリギの部品です。かなり色づいた実もありますが、基本は淡黄色(白)でした。全部の実が赤いと、アカミヤドリギという品種になりますが、今回のものは基本種のようです。
中央に雄花が二つあります。また、左上の端にあるのが枝の先端で、花(実)が1個のものからこのように3個のものまでありました。
090322yadorigi5_b実に焼き鏝をあてたような痕跡があってチャーミングですが、これは雌シベと花びらが残した土産のようです。潰すと、皮は意外な薄さでパリッとしていて、なかから硬いゼリー状物体が飛び出ました。緑色の種を大事にくるんでいます。
これを割る(潰す)と、かなり強力にネバつきます。右下で糸を引いていますが、引っ張ると30㎝くらいはのびました。ベトベトして、なんにでもひっつきます。
このネバつきで宿主の樹皮に貼りつき、そこで芽吹くのだそうで、これがホントのネバーギブアップです。(きょうはヤケに冷えます)
噛んだらミヨーンとお餅のようにのびて、家人にはゲゲッと目をそむけられました。これでお餅のようにおいしければ文句なしですが、残念ながらほぼ無味無臭でした。

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3月21日(土) クサイチゴ

090321kusaitigo_b木のくせに草と呼ぶクサボケを出したあとは、どうしてもこれを並べたくなります。木苺の仲間なのに草を名乗るのは、クサボケと同じく背丈が低いからでしょう。
支えがないと膝下程度の高さがせいぜいです。ただし、脇にフェンスなどあると、棘がひっかかるせいか背丈ほどまで這い上がり、バラ科である本分を見せます。
直径が3~4㎝にもなる大柄な花は真っ白で目立ちます。無数にある雌シベを隠すように雄シベが広がり、最初白かった葯が徐々に黒く変わります。これからふた月もすれば、筋子のように真っ赤な実がここで輝いているはずです。

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3月20日(金) クサボケ

090320kusaboke_b庭で大事に育てられると膝上くらいには大きくなって、「どうしてこれが草?」というくらい立派な「幹」を持つようになります。ところがこうやって野道の枯葉のなかで見つけると、なるほど「草」かと思うほど小さくてかわいらしい姿です。
しかし正体はやっぱり「木」で、けっこう立派な枝ぶりではあります。まだ咲き始めで、花が開いていない株もたくさんありましたが、ツヤツヤした葉だけでも輝きが美しく、寂しかった林床をいかにも春らしい雰囲気に変えてくれていました。

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3月19日(木) モクレイシ

090319mokureisi_bちょっとレアものの木です。先日、waiwaiさんが雄株(雄花)を載せていたので、あちらとこれ(雌株・雌花)でセットです…などと威張って言うのが恥ずかしい写真です。すでに花びらを落としたものが多く、画面下側に3個だけ、小さな小さな(直径5~6㎜?)花が残っています。
もう子房が膨らみかけていますが、かなりジックリ成長するようで、冬に長さ1㎝ほどの俵型になり、それが割れると、なかから真っ赤な実が現れる(これがツルレイシ=ニガウリの割れた状態に似る)そうです。この時期、その赤い実が残っていはしないかと懸命に探しましたがダメでした。ここの鳥たちはかなりどん欲のようです。

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3月18日(水) ユーカリノキ

090318eucalyptus_b1先週吹き荒れた暴風のおかげで、ふだんはまったく手が届かない高さにあるユーカリの実をシゲシゲと見ることができました。かなり「生きのいい」枝もバラバラと散らかっているところを見ると、周囲のほかの木よりも耐風性は弱いみたいです。
ユーカリにはたくさんの種類があって、葉の形も実の形もそれぞれですが、これは葉が鎌のように細長いタイプです。
090318eucalyptus_b2若い実は指では割れなくて、枯れっぽいものを割ってみました。極小の黒い粒々がジュワジュワとうごめいて、あまり気持ちのいいものではありませんでした。

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3月17日(火) ヤマアイ(雌花)

090317yamaai_b念願のヤマアイの雌花をやっととらえました。画面中央上部に写ったカモメ型の白いものがその雌シベです。もし大きければゼリー菓子みたいと言えるのに、残念ながら差し渡しでもせいぜい5~6mmしかありません。
しかも葉に埋もれるように咲いています。2年前に雄花しか撮れず、それからずっと「雌花・雌花…」と探していた目でなかったら見逃したかもしれません。
その雄花を撮った場所も今回雌花を写した場所(両者はまったく別)も、かなり大きな群落なのに、それぞれ雄株と雌株しかなかったのが不思議です。これでは交配の意味をなしません。それでもこの雌花がちゃんと実をつけるのか、後日の楽しみです。

<補注> ヤマアイの性質については、このあと、同一群落での雌雄共生を確認し、また、雌株なのに雄花をつける状態も目にすることができました。(2015年2月21日)

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3月16日(月) ヒュウガミズキ

090316hyugamizuki_b今までトサミズキヒュウガミズキの咲き出しについて、それぞれ別の場所のものを見て、どっちが早い・遅いとやっていましたが、きのう、二つが並んで植えられているところを初めて見ることができました。
まだ咲き初めの時期なのに両方が開花していたので、ことを荒立てるほど大きな違いはなさそうです。どちらかと言えば、日向の方の花数が多かった程度です。
これら二つはマンサクの仲間(マンサク科トサミズキ属)なのに、花びらが4枚(4本?)のマンサクと違って5枚(雄シベも5本)です。きのうは「なぜミズキ?」と悩みましたが、また疑問が出現です。脳ミソの皺とは逆に、疑問だけがどんどん増えます。

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3月15日(日) トサミズキ

090315tosamizuki_bミズキを名乗ってはいても、花が真っ白な本来の水木とはまったく縁がありません。木の姿もあまり似ているとは思えないのに、いったいどうして水木なのでしょう。
今までは、黄色い花が似ているヒュウガミズキとの違いに気を取られたり、土佐と日向の地名にこだわったりばかりでしたが、もっと大事なことがわかっていませんでした。トサミズキの赤いシベが、「今ごろ気づいたの?」と笑っているみたいです。

<補注> ミズキという名の由来は、春に枝を切るとミズキのように樹液がしたたることから来ていました。(2014年12月3日)

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3月14日(土) オオイヌノフグリ

090314ooinu_b今まで三度もこの花を載せてきながら、その恥ずかしくも雄渾(?)な名前の根源に触れないできました。ついに禁断の映像(笑)の登場です。
最近のワンちゃんたちは洋服の着用がはやりですが、こちらのフグリさんはもともとサルマタ(死語ですか)をご愛用でした。しかもそこからナニがニョロンとはみ出してしまっていて、いやはやなんとも、名前も名前だけれど姿も姿なのでした。

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3月13日(金) アシ(ヨシ)

090313asi_b意地になってアシと呼びますが、世間さまではヨシと呼ぶのがメジャーです。早春の若芽を粉にして、お茶やら蕎麦やら団子やら、果てはアイスまで売り出されていて、そういうときの名前にはたいていヨシが冠されています。
すぐに食い意地の張った話になるのが自分のさもしいところで、きょうの本来のテーマはこのハツラツとした緑です。こう葉が出る前のツンと出てきた芽は「角(つの)ぐむ」と表現されるそうで、春の気配を感じさせる姿が愛されてきたのでしょう。

<補注> 秋の開花の様子はこちらです。

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番外編 : これでもかァ~、と満開です

090312hutibeni_b志木にピンク色の雪が降ったみたいです。あまりに花つきが良くて葉が見えないほどで、これでは1日に紹介した本名の由来もかすんでしまいます。
ここまで咲くとは驚きました。これなら今年の金運上昇は間違いなしでしょう。ア、もちろんワタシではなく、ここのお宅のことですけど…。

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3月12日(木) コブシ

090312kobusi_bウールのコートを脱いで、「さーて、そろそろ出番ですか!」みたいな辛夷です。お伴の葉っぱ1枚も、「あ、待って、待って」みたいにあわてて開き出しています。
先日のモミジイチゴは去年よりペースが遅めでしたが、やはりおおかたの草木は例年より1週間は早い展開で進んでいるようです。いつも4月の第1土曜と決めているウチの町内の花見は、桜吹雪どころか葉桜見物のおそれも出てきました。きのうの寒波が、いくらかペースダウンにつながってくれることを祈ります。

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3月11日(水) クリスマスローズ(フォエチダス)

090311foetidus_b一応、一番開いている花にピントは当ててみたのですが、こんなに開いているのはかなりの少数派でした。ほとんどの花(と言っても萼)は、パッと見はまだ蕾ではないかと思う姿で、しかもまるで水涸れしているようにうなだれています。
先月末に紹介したコルシカスは、同じ緑色の花でも横向きに大きく開くタイプでしたが、このフォエチダスは釣鐘状にうつむく姿とフチの臙脂色がチャームポイントです。
コルシカスと同じ有茎種ですが、こちらの葉はクリスマスローズではないかのように柔らかです。フォエチダス(foetidus)という名も摩訶不思議です。
広さと深さが半端ではないクリスマスローズの世界のごく端っこで、今年は緑の花二つを収穫としておきます。

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番外編 : あぶなくマジに漬け物石でした

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カミさん用の中古PCを買ったのは半年前のことでした。快調に使っていたのに、いきなり壊れました。起動スイッチを押しても画面が真っ黒のままなので、セーフモード起動とかBIOSに入るとかがまったくできません。
こりゃハードディスク(HDD)がイカレたかと蓋を開いてみました。外側を見たところでどうなるワケでもないなと思いつつ、ひょっとしたらとコネクターを確認してみました。そのあとスイッチを再度押してみたら、オ、動いた。なんとか回復したようです。
その場はすぐに終了させ、速攻でネット発注したのが、この写真の品です。HDDの中身を丸々コピーするソフトと、新しいHDDをいったんUSB外付けしてコピー先にするためのHDDケースです。もちろん、もう一つ、新品のHDDもそろえました。
この3点セットで、PCは蘇ると思っていたんです、、カミさんがワタシの留守中に使ってみたりしなければ…。気づいたときには、丸々コピーの野望は露と消え、120%完璧なご臨終でした。写真の2点の品は、まったく日の目を見ることなく、当家の不良在庫となり果ててしまったのです。
こうなれば、入っていたソフトやデータはすっぱり諦め、新品のHDDにOSから入れ直すしかありません。想像どおり、HDDを交換したらスイッチは入り、OSや基本ソフトを入れてアップデート(これが大量でシンドイ)を進めました。
不幸はセキュリティソフトのアップデートのときに訪れました。ダウンロードのあまりの長さをもてあまし、ちょいとコーヒータイムをして戻ったときのワタシの顔は、たぶん驚愕と困惑と落胆とが混じったとても渋いものだったと思います。なんと、またもや画面は真っ黒で、なんの操作も受け入れない状態に戻っていました。
これは素人の手に余る症状です。しかたなくネットの質問箱に投書してみました。ありがたいものです。複数の人から、速攻で回答が寄せられました。そのなかの一つに「リコール対象品ではないか」というものがありました。NECのノートパソで、ワタシのような症状が出ているというのです。
ずばり、PC-VY22XRなんたらはそれに該当していました。連絡したら、サービスセンターから引き取りがきました。5日後に回答があり、メモリーが不具合だと言います。純正品ではないので修理できないと言われましたが、元々中古品ですから文句を言える筋合いではありません。
純正品をさせばちゃんと動く(=マザーボードは大丈夫)というので、手を加えないまま返送してもらうことにしました。もちろん、返す刀で新品のメモリーを発注しておいたのは言うまでもありません。
さて、帰ってきたPCと新品メモリーの合体です。なんとも簡単な作業で、PCはあっさりと元気になりました。しかも、メモリーを許容量いっぱいの1GBに増やしたので、目に見えてサクサク度が上がりました。
半年前の記事で「壊れたら漬け物石」などと言ったバチが当たったかと思いましたが、いやはやおかげで二転三転のドタバタ劇を楽しむことができました。
さて、今回の騒動の総決算です。交換したのはHDD(2,280円)とメモリー(512MB×2枚=6,360円)で、計8,640円で完全復活です。上記の不良在庫は、また何かのときに使えるだろうということで、今回は計算から除外したのはカミさんには内緒です。
また、引き取り・診断から返送まで、NECのサービスセンターがまったく無料だったのはありがたいことでした。PCが壊れたのだからメーカーの印象が良くなることはありませんが、さすがかつてのトップシェア企業らしい鷹揚な対応は好感が持てました。

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3月10日(火) サクラ(啓翁桜)

090310keiouzakura_bお正月飾りとして最近人気の啓翁桜を今ごろ見かけました。早咲きの手だてを施さなければ、母種の一つであるヒガンザクラに近い開花時期なのかもしれません。本来の開花を2カ月以上も早めるのだから、生産農家の苦労がしのばれます。
これを作出した啓太郎お爺さん(啓翁)は福岡県久留米市のお方なのに、今やこの桜の生産地として有名なのは山形県です。県内全域で作られているようですが、一度、東根市で大きな畑を見たことがあります。
主幹のない箒状の株(生産のためではなく、そういう性格らしい)が畑に並んでいる姿は、あたかも屋根のない工場のようで、桜らしい風情は微塵もありませんでした。もっとも、華やかな舞台の裏というのは、どんな分野でもそうしたものなのでしょう。

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3月9日(月) モミジイチゴ

090309momijiitigo_b2年前にも「掲載が早すぎた」と反省したのに、さらにそれよりも若い姿を載せてしまいます。今回は、手がかりになる葉が芽吹いただけでモミジイチゴとわかったことが大いに自慢です。もっとも、前と同じ場所なので自信たっぷりなだけですが…。
萌え出した若葉の美しさに見とれながらも、モミジイチゴの黄色の実をまだ写せていないことはしっかり懺悔しました。うーん、今年こそ!
しかし、一昨年は3月15日に花が開いていたのに、今年はまだ蕾もありません。多くの草木はペースが早めなのに、こうした反逆児がいるのが自然の不思議です。

<補注> モミジイチゴの実はこちらです。(2011年6月25日)

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番外編 : 小さな発見(第44444号)

44444
金曜日に山形で手にした夕刊です。トップ記事のバカバカしさにうんざりしていたら、題字の肩の数字に思わずニッコリさせられました。
ハァー、明治25年は1892年だから、118年の累積がこの5桁並びの栄光になったわけです。同じ日の日経を見たら、44225号だし、朝日も確かかなわないはずです。
さて、この数字が33333(30年前)のときの自分は何をしていたんだろう、と遠い目になってみたり、55555号を見ることはたぶんないなァと少し悲しい気持ちになったり、お出かけ先の夜はなにやらしんみりと更けたのでありました。
ところで話は転じて、この件で新聞の号数というのは朝刊と夕刊が同じであることがわかりました。夕刊が44444号だったら朝刊は何号なんだろうと確かめたら、立派に44444号でした。当たり前だろうと笑われそうですが、こんな小さな発見ってちょっと賢くなった気分が味わえてうれしいものです。

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3月8日(日) ハーデンベルギア

090308hardenbergia_b名前を知るのにも、またそれを覚え込むのにも、4年前にはずいぶん苦労させられた花です。ところが、久しぶりの出会いで「おお、ハーデンちゃ~ん」と呼びかけができたので、いつもは嘆き節ばかりの我が記憶力も今回だけは二重丸です。
その初めての撮影は4月10日だったので、今回はそれより1カ月以上も早い開花を確認できたのが収穫です。暖冬の影響も多少はあるでしょうが、基本的に寒さには強い種類のようで、逆に夏は要注意だそうです。
「小町藤」という通り名にはやや照れますが、確かに花つきは「これでもか」みたいに賑やかです。学名(Hardenbergia violacea)に「紫色」の意味がくっついているので、基本は紫花なのでしょうが、近所の人気は白花に傾いているように見受けます。

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3月7日(土) キルタンサス

090307cyrtanthus_bこの花に出会うと、発作的に♪ゾウさんゾウさん、お鼻が長いのね、という童謡を思い出します。象の鼻ほどとは言いませんが、どうにも間延びした姿です。
花の管が長いだけでなく、その管がゆるく湾曲しているのも連想がそちらに行く原因だと思います。草全体もこのように倒れがちで、締まりけはやや不足です。
とは言うものの、暮れから今ごろまで花壇を飾る健気な花です。ピンクが主流でも、もう少しオレンジがかったものや白もたまに見かけます。黄色もあるというので、全色を寄せ植えにしたら、さぞかし賑やかな動物園、いや、花壇になることでしょう。

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3月6日(金) エンドウ(莢豌豆・サヤエンドウ)

090306kinusaya_bマメ科エンドウ属のエンドウです、と言ってしまえばヤケに味気なく、ここは「そろそろ絹さやが食卓に上がるころとなりました」と始めたいところです。
ところが、絹さやは莢豌豆の美称(または品種名)で、その莢豌豆はエンドウの一形態(ほかに実豌豆やスナップ豌豆)なのだと知りました。つまり、ここに載せるときは、絹さやもグリーンピースも赤豌豆もみんな一括りにエンドウというわけです。
さて、俗に「えんどうまめ」と言いますが、これを漢字で書けば豌豆豆で、偏も数えれば「豆」の三回繰り返しです。こんなしつこい言い方をしていたなんて恥ずかしくなりますが、「じゃあどうする」と言われれば、ハァ、やっぱり「えんどうまめ」ですね。

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3月5日(木) タチカンツバキ

090305tatikantubaki_b以前、街でタチカンツバキと名札をつけた木に出会いました(撮影できず)。今回、別の場所でめでたく撮影できたこの木にも名札がありました。ただの椿でもなく、山茶花でもなく、ふつうの寒椿でもなく、これは「タチカンツバキだよ」と主張しなければいけない紛らわしさがあるからこそ、名札をつけてあげたくなるのでしょう。
名札自体が怪しいことも間々あるので鵜呑みにはできませんが、正体を調べる手がかりとしてはとても助かります。木の高さや枝振りはサザンカに似てはいても、葉がサザンカよりはゆったりと大きめで、寒椿に近いようです。
もちろん、ふつうの寒椿が横方向にのびたがるのに対し、こちらは上へ向かいたがるのが違いです。と生意気を言っていますが、さてこれに名札がついていなかったらそもそも写真を撮ったかどうか、怪しいのは名札よりも圧倒的に我が身の方でした。

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3月4日(水) スノードロップ

090304snowdrop_b毎年この時期には、スノードロップスノーフレークをちゃんと区別して覚えようとするのですが、また1年が巡ってしまうと「ん?」ですから情けないものです。
どうにかしてこれが「サクマ式ドロップス」にでも見えてくれればいいのに、せいぜいクリオネくらいしか連想できません。スノーフレークと比べると、こっちの姿がヒョウキン系ではあるものの、飴玉とはどうしても結びつきません。
そうそう、先日、のど飴をなめていて危なくのどに詰まらせるところでした。それを思い出したら、スノードロップの花の芯が、のどに緑色の飴玉を2個詰まらせているように見え出しました。文字どおりに「苦しい」こじつけですが、さて1年間持ちますやら。

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3月3日(火) オオカンザクラ

090303ookanzakura桃の節句にモモを載せられればいいとは思っても、なにせ新暦の行事を自然の草木で充足するのは無理があります。そこで、ピンチヒッターは桜にしました。
もちろん桜は桜でも早咲き系で、これは大島桜寒緋桜を交配したものだそうです。いつごろ誰が作り出したのか、川口市の安行から広まったとありますから、昔のあの辺の植木屋さんが苦心したものなのでしょう。
大島桜の大輪ぶりと寒緋桜の垂れぶりを両方受け継ぎ、花色は前者の白と後者の濃いピンクの中間に収まっているようです。プロの技には感心するばかりです。

<補注> これは、大寒桜の由来についてまったく理解していない状態での記事でした。赤面はするものの、自分の歴史なので記事はそのままにし、やや詳しい内容の二度目掲載や、比較的正しいと思われる三度目の記事を参照できるようにしておきます。(2015年3月4日)

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3月2日(月) クロチク

090302kurotiku_bようやく、稈(かん:竹などの茎のこと)の黒さがわかるように写せました。まだ寒さが厳しかったころ、これで急場を凌ごうとして失敗し、ダメ写真に涙していました。
あえてもう一度挑戦したいほど、この黒い稈は魅力的です。竹類には、ほかにも赤い稈市松模様の稈もあって、それらももちろんきれいではありますが、世を拗ねたように色みを捨てた渋さが逆に目立ってしまうというのが黒竹のニクイところです。
若いうちはふつうに青く、だんだんに黒さを増すというのも何かしら暗示的です。ただし、稈が込むと病気が発生しやすいので、古いものは早めに刈り取るのがいいそうで、これはまさに人生の教訓そのもののような尊い黒なのでした。

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3月1日(日) フチベニベンケイ(カネノナルキ)

090301hutibenibenkei_bこれまで幾度か花には出会えたのに、カメラを持っていなかったり、持ってはいても写せる状況でなかったり、不運でした。ようやくしっかり「金のなる木」の花を写して、さてこれで今年の金運はグーンと上昇…ならいいんですが。
などと自分のなかでこの植物の名前はカネノナルキでしたが、この機会に本名(標準和名)を調べたら、なんとフチベニベンケイという格調高いものでした。なるほど、葉の縁が赤く色づいていて、ベンケイソウ科の仲間です。
ほかにカゲツ(花月)とも呼ぶそうですが、この意味は不明です。宝塚の舞台を連想するほど豪華とまでは思えないし、葉の形にちなんだと考えるのが妥当でしょうか。

<追記> このあと、幸運にも「これでもかァ~」と満開の状態を写すことができました。十分に宝塚の舞台並みの豪華さです。(2009年3月12日)

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