3月2日(月) クロチク
ようやく、稈(かん=竹などの幹のこと)の黒さがわかるように撮れました。まだ寒さが厳しかったころ、これで素材不足を凌ごうとしてダメ写真に泣いていました。
今回あえて再挑戦したほど、この黒い稈は魅力的です。竹にはほかにも赤い稈や市松模様の稈もあって、それらももちろんきれいではあります。しかし、世を拗ねたように色みを捨てた渋さが逆に目立ってしまうというのが黒竹のニクイところです。
若いうちはふつうに青く、だんだんに黒さを増すというのもなにかしら暗示的です。ただし、稈が込むと病気が発生しやすいので、古いものは早めに刈り取るのがいいそうで、なんだか人生の教訓を諭すような尊い黒なのでした。
今回あえて再挑戦したほど、この黒い稈は魅力的です。竹にはほかにも赤い稈や市松模様の稈もあって、それらももちろんきれいではあります。しかし、世を拗ねたように色みを捨てた渋さが逆に目立ってしまうというのが黒竹のニクイところです。
若いうちはふつうに青く、だんだんに黒さを増すというのもなにかしら暗示的です。ただし、稈が込むと病気が発生しやすいので、古いものは早めに刈り取るのがいいそうで、なんだか人生の教訓を諭すような尊い黒なのでした。
2008年のきょう<ケンポナシ> 2007年のきょう<ラナンキュラス> 2006年のきょう<ヤマノイモ> 2005年のきょう<ギンヨウアカシア>
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