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2月28日(土) セリバオウレン

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こういうブログをしつこくやっていると、草木の見分けのむずかしさがシミジミとわかってきます。ということは、旧記事を見返して赤面することも間々あるわけで、きょうの脂汗の原因は4年前に軽々しく載せたオウレンでした。
Var-major
オウレンには、代表的なものだけでもキクバ(1回三出複葉)・セリバ(2回三出)・コセリバ(3回三出)があり、それ以外にもいろいろある「らしい」のです。そういう目で見ると、きょうのこれ(↑)は「2回三出複葉」だからセリバオウレンの「はず」です。
では4年前のものは…と見直すと、花を写すのに懸命で、肝心の葉の作りがまったくわかりません。キクバオウレンのことを単にオウレンとすることもあるそうなので、間違い記事と即断するものでもないかと自分をごまかしておきます。もう4年たったとき、「なんとまあ無知のさらけ出しだったことよ」と笑える自分がいてほしいものです。

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2月27日(金) クリスマスローズ(コルシカス)

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葉の様子を見るとクリスマスローズに違いはなくても、まるで打ち上げ花火のように天辺でドーンと咲かれると、いささか味わいに欠ける心地です。
ただ、50~60cmほどに高くのびる茎とか、この花色とか花つきとか、ちょいと風変わりではあります。♪これも愛・あれも愛・たぶん愛・きっと愛。ナツメロを持ち出すまでもなく、これもクリスマスローズなんでしょう。たぶん、きっと。
まじめに調べてみました。コルシカス(corsicus・注2)というのにアタリをつけました。こういう高くのびるタイプは木立性(有茎種)というそうです。これまでこのブログに取り上げた紫色の花白い花はどちらも無茎種だったので、収録範囲が少し広がりました。

<補注1> もう一つ、緑色のクリスマスローズを収録しました。(2009年3月11日
<補注2> コルシカス(Helleborus lividus ssp. corsicus)は異名であり、現在は argutifolius(アーグチフォリウス)と呼ぶのが正解のようです。(2022年2月)

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2月26日(木) カンザクラ

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季節ももはや葉桜のころとなりました…などと冗談を言いたくなります。肩にほのかな生温さを感じながら見るべき桜の若葉を、まだまだ冷たい北風のなかで撮影していると、視覚と皮膚感覚にズレが起きてしまい、いささか情緒不安定を覚えます。
去年は24日に満開をレポートしているのに、その画像には葉らしきものはまだ見えていません。今年は、先月19日に寒桜の咲き初め(別の場所)を載せてこの様子ですから、ほかの草木の様子と合わせ、花暦は1週間以上早い感じです。
やはり温暖化が…とお決まりのセリフを吐こうと思ったら、なんと05年には1月11日に七分咲きの様子をとらえていました。寒桜に「お調子者!」と笑われそうです。

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2月25日(水) アカバナアセビ

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過去3回、ここにアセビは登場(下欄参照)しているのに、赤は初めてです。それがすなわち白と赤のシェアの差だ…と言えば強引過ぎはしても、やはりアセビは白が基本で、赤い花はその亜種のようです。
しかし、白花とは違う派手さがあります。近くの公園のアセビがすべて赤で、斜面が一気に彩られて賑やかです。アセビには寒藤(かんふじ)という別名があって、白だと少し合点しにくかったその名も、この派手具合を見てどうやらうなずけました。
花が赤いこの種類をアカバナアセビまたはベニバナアセビと呼び、もう少し赤が淡いとアケボノアセビ(注)とするようです。いかにも春らしい語感の名で、早くここに載せたいものとアセビます(汗)。

<補注> どうやらこれがアケボノであろうと思われるアセビに出会うことができました。(2011年3月28日
<アセビの白花さまざま> ☆ LED風  ☆ 大正浪漫風  ☆ 早咲き記録風

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2月24日(火) ヒマラヤスギ

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ギンヨウアカシアギンヨウヒマラヤスギ→ヒマラヤスギと来たら、次はヒマラヤユキノシタといくか、はたまたただのスギか、あしたはあしたの風として…。
きょうヒマラヤスギを出したのは、きのうの銀葉だけでは標準品との違いがわからんと反省したからです。こうして比べると、きのうのくすみ具合が明確になります。
ところが、葉色を比べるだけのつもりだった写真に写った茶色の物体に狼狽です。枝についている松笠(杉笠?)がヤケに小さいのです。ずっと前に増補版に入れていたものは巨大なのに! とあわてるところがまだまだ修行不足でした。
あの大きい物体は雌花が生長した球果であり、この小さくてスリムなのは役目を終えた雄花でした。雌雄同株の雌雄異花という人騒がせ(勝手に騒いでいます・笑)な杉…じつは松の仲間でした。

<補注> 雌花(らしきもの)と雄花の様子はこちらです。(2014年12月13日)

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2月23日(月) ギンヨウヒマラヤスギ

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公園のなかにそびえ立つ巨木で、ほとんどヒマラヤスギの風情なのに、どこかしら変な感じです。いったいなにが?と仔細に見れば、葉が灰緑色をしていました。
ギンヨウアカシアを載せた次の日にギンヨウヒマラヤスギとは、あまりにもでき杉、いや、でき過ぎでも、この出会いは正真正銘の偶然です。こういうことがあると、人知を超えた力の存在というのをにわかに信じる気持ちになってしまいます。
園芸種(注)だというわりに、あまり出回っていないようで、本来のヒマラヤスギほど頻繁には見かけません。渋すぎるというか、景色が暗くなりがちなことがポピュラーな木になれない原因に思えます。

<補注1> 翌日、比較のためにふつうのヒマラヤスギを載せました。(2009年2月24日
<補注2> 学名では品種(f.)とされていても、ギンヨウヒマラヤスギ(Cedrus atlantica f. glauca)はアトラスシーダー(Cedrus atlantica)の園芸種と解説されます。アトラスシーダーよりも葉が短く、色合いも白っぽい(銀色)ことが特徴です。(2022年1月)

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2月22日(日) ギンヨウアカシア

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よそのお宅にカメラを向けると、そこのお方が出てくる…という確率はかなり高い気がします。きのうもじつはそれで、あまりのきれいさにパシャッとやったら、ドアから妙齢のお嬢さまが出現です。「おぉ、花よりきれい~」とやれればいいのに、「ど・ども・すみま・・」などと情けないこと、この上もありません。
そんなわけで、これがギンヨウアカシアである証拠部分を写せていない(長い言い訳でした)わけでも、拡大して見ると櫛状の葉は寸詰まりの長楕円形なので、ここが長いフサアカシアでないことはたしかです。
それにしても2月のうちにこんなに盛大に咲き出すなんて驚きました。北日本は大荒れなどというニュースを聞くと、日本もなかなか広いものだと思い直します。

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2月21日(土) キヅタ

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アフリカの呪術師だろうか、丸木位里の原爆の絵だろうか、それともナウシカの巨神兵だろうか、さまざまな空想が楽しめる眺めです。
さて、そんな空想から覚めてみれば、これは「宿主の枝先まで覆い尽くそうとするキヅタ」に過ぎません。ところが、そう見てしまってはキヅタさんの名誉にかかわるというのがきょうのテーマです。
じつはキヅタには節度があり、宿主が枯れるまで締め付けたり覆ったりはしない性質らしいのです。わきまえがあると言えばそうだし、それでもやっぱり寄りかかりでしょ…と思う気持ちも捨てきれないし、あ、なんだかキヅタに娘の姿が被ってきました。

キヅタのトトロ的風景 ☆ キヅタの花

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番外編 : 蕎麦つゆはドプーと(音引きのこと)

きのう、IEの強さのことを書いていて困ったのが「ブラウザーなのかブラウザなのか」ということです。とりあえずきのうは「ー」を入れたものの、リンクさせた半年前の記事では「ー」なし表記でした。
この困った棒、通称「音引き(おんびき)」、正しくは「長音符号」と言いまして、用語の尻尾のこの棒を、技術屋さんはなぜか省きたがる傾向にあります。たぶんそのせいで、コンピュータと書くといかにも通っぽく見え、コンピューターとのばしてしまうと、なんだか素人っぽいんじゃないの…、と思ってしまうのです。まあ、キーを一つ押すか押さないかですから、入力の簡素化という意味はほぼなくて、思い返せば自分はかなり気分でつけたりつけなかったりしていました。

ところがなんにでもルールはあるわけで、技術屋さんが棒嫌いなわけはJIS基準にありました。その世界では有名らしい「3音節ルール」というのがあって、colorは2音節だから棒つきで「カラー」、monitorみたいに3音節以上だと棒はやめて「モニタ」としていいよというのです。それで「プリンタ」みたいに機械かお菓子かわからない表記が出てきて、あげくに「サーバ」って2音節なのに棒なしかい?などと混乱してきます。
そんな状況下、去年の夏にマイクロソフトが「アダプタはアダプターに、エクスプローラはエクスプローラーにする」と宣言しました。天下のMS様の方針変更ですから、よそへの影響は甚大です。技術屋さんの世界でも、ジワジワと棒が増えてきているようです。
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そんなワケで、JISをコケにするつもりはなく、せっかくのMS様の重大変化を追い風にして、これからは誰はばかることなく見栄を張ることもなく、盛大に棒を入れようと思うのであります。死ぬ間際に「蕎麦つゆにどっぷり浸して蕎麦ァ食いたかったなァ~」なんて言わないように、ドプーと浸せばいいんですよ、おいしいんですカラー。

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2月20日(金) ショカツサイ(ムラサキハナナ)

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放置された斜面にチラリと紫色を見つけました。小さな花が一つだけで、スミレかと思いながら近づいたら、おやおや、ショカツサイでした。
まだまだ出番ではないはずと目を疑いながら進むと、花数がだんだん増えてきます。ついに本格的にこんもりとした一群に出会いました。
さて、このブログにはいつ納めていたかと探したら未収録でした。ならばと「蔵」を調べたら、4年前に「3」月19日付で載っています。はて、この1カ月のズレを自分の観察不足とするか気候変化のせいとするか、甚だハムレットの紫色でありました。

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番外編 : IE、ますます強し

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おととい、このブログに来てくださる方のパソのOSを調べてみたそのついでで、ブラウザーの勢力比較もしてみました。半年前にも同じことをしているので、ちょいとした定点観測気分です。(今回は直近30日の訪問者数比較)
前回、「超絶シェア(85.2%)だ」と驚いたIE連合は、さらにその合計シェアを86.9%にまでのばしていました。そのなかでも気になるのはIE7の変化です。前回の32%が50.6%にしっかりとのび、その分、IE6が勢力を落とした(66→36%)勘定です。
危ないとかダルイとか不評の7なのに、使ってみれば特に支障はなく、要は慣れ(と自衛努力)の問題みたいです。ただ、なんでも一極集中はまずいわけで、皆さん、もう少し違う選択もしましょうよ、と言いつつ、気づいてみれば自分もIEばかり…。

<補注> このあと、自分の通常使用ブラウザーはFirefox(2010年ごろ~2021年9月)を経てGoogle Chrome(2021年9月~)に変わっています。

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2月19日(木) キバナセツブンソウ

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さてそろそろ避寒の旅からうつつ世に戻ると、早春の花があちこちで賑やかになってきていました。そんななか、「ずいぶんと小さな福寿草があるなぁ」と思って目を凝らしたら、どうもつくりが違います。
花に目を奪われると頭が混乱するわけで、この葉の姿に見覚えがあります。くすんだ緑と深い切れ込み、そして白い筋とくれば、これは節分草に違いありません。
世界的には黄色が節分草の標準なのだそうで、白くて儚い花びら(萼)が擦り込まれた目にはかなり違和感があります。もっと心を広げないと、目が曇りそうです。

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2月18日(水) トウワタ(アスクレピアス)

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チョコレート(カカオ)、アイスクリーム(バニラ)と続けたので、次はキャンディです…などと冗談を言いたくなるアスクレピアスの花です。
露地なら夏の花でも、常夏環境では通年開花でした。ここで見つけた収穫は、和名の元である綿の詰まった莢(緑の紡錘形)です。素っ頓狂な色と形の花だけだと唐綿の意味はわからなくても、キョウチクトウ科の証であるこの莢を見れば了解です。
いつもは覚えるのに格闘する属名なのに、このアスクレピアスはスルッと頭に収まっています。あまりにも無意味(日本語的に)な字並びだと、脳みそも無駄な抵抗はやめるようで、「下手の考え休むに似たり」とはこのことかと苦笑いです。

<補注> 立派な実(莢)ができた様子はこちら、それが割れて綿毛(種)がこぼれだした様子はこちらです。

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番外編 : ATOKは「エェ~得」(Vistaのその後)

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パソを起動するときに、XPでもVistaでもどちらでも選べるしかけにしたことは前に記録済みです。あれから半年、すっかりVista党になってしまった身として気になるのは、世のなかってどれだけVista化されてるの?ということです。
そこでこのブログに訪問いただいている皆さん(訪問者数)のOS別のシェアを調べてみたのが上のグラフです。いやー、皆さん頑固にXPですね。ただし、半年前はXP=74%、Vista=15%だったので、Vista化がほぼ4ポイント進んだ勘定です。
この「半年4ポイント」を牛歩と見るか躍進と見るかは脇に置き、Vistaが不評の原因の一つは、MS-IMEの日本語変換能力の「圧倒的」な低さでしょう。そのハチャメチャぶりはネットでありあまるほどレポートされている(笑いに飢えたときはこれらのページが非常に役立ちます)ので省きます。しかしワタシもついにこらえきれず、ATOKを入れてしまいました。くやしいけれど、6,615円の支出です。
結果、イライラがほぼ絶滅したのだから、精神的にも時間的にもこれはお得な買い物でした。ATOKは「エェ~得」、などと頼まれもしない宣伝をしてしまいます。

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2月17日(火) バニラ

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カカオの次はバニラです。お菓子博覧会・原料の部に紛れ込んだみたいです。黒い鞘に入ったバニラビーンズは瓶詰めを知っていても、花には初対面です。
そうか、バニラは蘭の仲間なのだ!と気づかされた花の姿でした。ただ、蘭とは言っても直径20cmほどの立派な幹を持ち、花は4mほどの上空に咲いています。左右に二つ写った花の横には、まだ緑色の鞘(実)がいくつか見えています。
根もとには萎れた花が落ちていました。喜び勇んで鼻をこすりつけたのに、完全に期待は裏切られました。バニラの実は、収穫後に発酵と乾燥を繰り返すことであの芳香が生まれるのだそうです。美味や快楽は手間暇の報酬…また一つ教訓を得ました。

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2月16日(月) カカオ

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あと2日早ければタイムリーな記事だったのに、と悔やまれます。「チョコなんかいらない」と見栄を張っていたら、ホントに家族に無視されたワタシとしては、来年は「チョコはいらないから、この実をください」と言ってみようかしらん。
なかには白いオネバがあって、そこに埋まっている薩摩揚げ状の種(30個前後入っている)がカカオ豆だそうです。また、こうやって幹からいきなり花が咲いて実ができるのを「幹生果(花)」と呼ぶことも知りました。
めぼしい草木がネタ切れしてきたので、片道600円の熱帯旅行をしてきました。少しの間、ここでの収穫を掲載し続けて春を待つことにします。

<補注> カカオの花は理解しにくい構造でした。(2013年12月1日

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2月15日(日) イトススキ

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土手のカラシナは相変わらず花を咲かせ続け、このまま春に突入しそうです。海外では温暖化による海の浸食で崩れた家もあるそうで、トヨタが赤字になろうと、豊田市の税収が9割減ろうと、地球と人間の未来のために、我々は車を捨てるべきです。
ところがそれでは失業する人が後を絶たないし、食べ物も運べないわけで、温暖化防止と生活の安定がバトルを始めてしまうとはむずかしいものです。
そんな千々に乱れて絡まる思いを、イトススキが代弁していました。「この上にナントカ給付金(注)ですって。バカもほどほどにしなさいよ」と言っているようです。

<補注> この定額給付金という「政府・自民党による国民買収」は、歴史に残る悪政として記録されることになりました。

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2月14日(土) リョウメンシダ

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セスナ機が背面飛行をしているようで、とても特徴的なシダです。これが裏面ではなく立派に表側(上面)なのですから、山道でもひときわ異彩を放ちます。
こういう造形にいったいどういうメリットがあるのか、想像力をかき立てられます。この姿をいぶかしく思った人間が裏返してみるので、そのときに胞子がばらまかれやすい…という答えでは、たぶんリョウメンシダさんにせせら笑われるだけでしょう。
つい不思議な構造だけに目が行きがちでも、よく見ると小さな羽片も鑑賞に値する繊細な形です。パッと見てもジッと見ても、両面のおもしろさがある…などと混ぜっ返しを言っていると、今度はリョウメンシダさんに怒られるかもしれません。

<補注> 表裏を1枚の画面に並べてみました。(2013年12月26日

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2月13日(金) マツザカシダ

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葉の真んなかを走る白い帯がきれいです。見かけの華やかさという意味では、ハカタシダに近い感じがします。
一方、葉の形(構成)からするとイノモトソウ(類)によく似て(同属関係)います。オオバイノモトソウの斑入りかと思いそうであっても、マツザカシダは側羽片が2対前後しかないところで別物だと見分けるようです。
ただ、マツザカの意味がはっきりしないようです。三重県松阪市で見つけられたということではなさそう(注)だし、ダイスケがこのシダの愛好家という噂も聞きません。そもそも、マツザカが松阪か松坂かがあやふやです。美しい模様のようにはすっきりとしなくて、そういう謎を秘めたところがまた魅力なのでしょう。

<補注> マツザカシダを再掲し、マツザカ問題を再考しました。(2019年2月24日

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2月12日(木) アブラチャン

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直径2~3mmの物体なので、ピントを合わせるのに苦労します。きみまろズームのおかげで、遠くの撮影は楽になったものの、今度は接写機能の高い機種が欲しくなりつつあります。きのう書いた500円玉貯金に、早くも流用の危険が迫ります。
と、くだらない内政事情ばかり白状していないで本題です。小さいけれど、かわいい姿とその赤さで目立ちます。春にはこれが黄色い花になります。
ただ、問題はアブラチャンが雌雄異株であることです。この蕾がどちらの花になるか、追跡が必要です。また、前に「雌花だろう」とした花も、あらためて見ると写りがまるで不明瞭です。春の開花に向けて、きれいに写るカメラは必須に思えます。しかし、「腕を磨くのが先でしょう」という正論にも抗しがたく、形勢は予断を許しません。

<補注> アブラチャンについての全記事を一覧にしました。(2016年3月20日

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2月11日(水) マリアアザミ(オオアザミ)

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500円玉貯金というのを継続中です。おつりにこれ(写真右下)をもらうと、大事に持ち帰って手製の貯金箱(コーヒー瓶)にチャリ~ン。だんだん積もっていく大型コインの山を見るのは快感で、次のパソの軍資金になるはずです。
…という話とマリアアザミとはなんの脈絡もなくて、中心部の窪みに500円玉をはめ込もうとしたら、鋭い棘がチク~。毎度毎度、進歩がありません。秋に発芽して、こんなに平べったい姿で冬越しをしていました。
おっと、今回得た新しい知識は、マリアアザミはハーブ界ではミルクシスル(thistle=薊)と呼ばれる(英名そのまま)ことです。肝臓にいいサプリになることは前にコメントで教えていただいていました。その成分であるシリマリンは種から採れるそうで、花の様子は写してあるものの、今度はその種も撮影したくなりました。

<補注1> 500円玉の貯金箱(瓶)は、1年少々で満杯になりました。(2010年3月2日
<補注2> 標準和名はオオアザミと知ったものの、個人的にはマリアアザミと呼び続けます。(2021年12月)

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2月10日(火) ムサシアブミ

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本当に似たもの同士なのに、腹の底が白と黒で正反対…などとつい擬人化して考えてしまいます。白はこのムサシアブミのおなかのこと、そして黒は11月末に載せたマムシグサのおなかのことです。
いままでは外面の真っ赤な実だけ見て、「区別できないよ」と思っていたのに、腹の底をさぐることを覚えて、少し大人になった気分です。どちらもサトイモ科テンナンショウ属なのに、これだけおなかが白黒はっきり違うとはありがたい(?)ことです。
もっとも、まだまだ検証は足りません。ほかの場所でもこのおなかの色違いは同じことなのか、そして、ほかのテンナンショウ属(かなりたくさんあり)はどうなのか、自分の楽しみの種も真っ赤に色づいています。

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2月9日(月) タチツボスミレ

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積もった落ち葉をかき分けて、春はやってきます。頭上の木々が丸坊主になっているおかげで陽光燦々の林床から、今年も薄紫の君が登場です。
春の使者であるフキノトウ福寿草などは、きっと地面から「噴く」という音を入れ込みたかったのではあるまいかと勝手な憶測をしています。ところが、同じ春告げの花(注2)でも、タチツボスミレにはそれらとはひと味違う可憐さがあります。
そんな感覚は、この淡い色合いの小さな花や繊細な茎がもたらすものでしょう。ハート型の葉もこの種の特徴で、バレンタインを迎えるのにタイミングがいい、というのはチョコおねだりオジサンの勝手なこじつけにすぎません。

<補注1> タチツボスミレには「○○タチツボスミレ」と冠のついた仲間が10種類はありそうで、入門者としては掲載をビビります。写真のものがふつうのタチツボスミレであることを祈っておきます。
<補注2> 記事掲載時点では、タチツボスミレが常緑多年草であることをまったく知らず、フキノトウや福寿草と同じ扱いをしてしまいました。(2016年12月12日

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2月8日(日) モミジバフウ

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自由に飛べる翼に憧れる人間にとって、飛べない翼の存在は慰めとなり得るか…などと哲学ごっこをしたいのではなく、「知らなかったな、もぉ」という写真です。
紛れもなくこの実は3年前にとんでもないミスをしでかした「あの」モミジバフウです。しかしてなぜに、なぜにこんな羽が生えるのですか。ニシキギでもあるまいし、枝から翼がのびる木がほかにもあったのですか。
なにか病気にかかっているのかと思ったものの、並んでいるほかの株も、半数には翼がありました。帰宅後に調べたら、当たり前のことでした。拍子抜けであっても、自分としては大収穫です。
あとは春になったら緑色の花も撮りたいし、この妙ちきりんな実に入っていたであろう種もまだ写していないのです。高いところは苦手なので空を飛ぶ翼はいらなくても、時間を飛べる翼は欲しい…な~んてキザに締める日曜日でした。

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番外編 : e-Tax、2年目のようす

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e-Tax(国税電子申告)でワケがわからなくなってネット検索すると、同じ現象で怒りまくっているお仲間さんのブログやHPにたくさん出くわしました。アー、みんなガンバッているんだネ、と気を取り直しながら、今年はどうやら1日で送信終了しました。
初体験だった去年は、利用登録だけで物理的な準備から内容的な障害克服まで数日振り回されたので、それを思うとかなり楽だったことは事実です。それに、去年は単純に医療費控除だけだったのに、今年は不動産収入があって、その経費の減価償却を入れるという面倒がありました。もしこれがなくて医療費控除だけだったら、ひょっとして数時間で済んだかもしれません。非難囂々(ごうごう)のe-Taxでも、その存在には素直に感謝すべきなのでしょう。
残念ながら、上記の理由で去年とは反対に今年は2万円弱を支払う申告になってしまいました。これでワタシも立派な納税者というところです。ただ、今回の報告は、とりあえず送信終了ということ(注)で、まだ内容的に承認されたワケではありません。もしこの申告が一発で通ったら、その日はきっと祝杯をあげることと思います。

<補注> じつはぜんぜん送信終了していなくて、結局は税務署に出向いてご指導を受けるという情けない結果でした。(2009年10月5日

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2月7日(土) ネモフィラ・スノーストーム

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雪の嵐とはまた大仰な!と苦笑いしつつ、小さな花びらのなかに目を凝らすと、なんだか地吹雪を思い出さなくもありません。
ネモフィラの白花だとマクラタが一般的で、この雪嵐くんは少し新しい品種のようです。今回初めて見ました。咲き出しがほかの種類よりも早そうなので、愉快な名前とあいまって、これからは売れっ子になるかもしれません。
とはいうものの、やはりネモフィラと言えばこれでしょうというインシグニスもかわいいし、ペニーブラックの渋さも捨てがたいし、さあ、そろそろみんな出番だよぉ~。

2008年のきょうビワ> 2007年のきょうヤブソテツ> 2006年のきょうボケ> 2005年のきょうフクジュソウ

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2月6日(金) ヒメシノ(コクマザサ)

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きのう番外編を挟んだせいで、せっかくの「姫」三日続きが目立たなくなってしまいました。後先を考えない人生は十分反省してきたはずなのに、懲りません。
これもヒメアスナロと同じで、園芸的に作出された品種です。15cmほどの長さの葉が低く横に広がって密生するので、和風の植栽として重宝されます。
ただ、これをヒメシノと呼んでしまうと、この季節に葉を縁取る装いを無視してしまうのが残念です。そこで別名の小隈笹で補足しようとすると、今度はこれをコグマと読むかコクマと発音すべきかに悩みます。
もし濁音とすれば「小熊」と聞き取る人が出るような気がするので、コクマと発音することにします。(YListも別名としてコクマザサを掲載)

<追録> まだ隈取りのない夏の様子です。(撮影:2005年8月6日)
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2月5日(木) ヒメアスナロ

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きのうと姫つながりでヒメアスナロです。姫ではないふつうのアスナロなら10mや20mの高さのものがザラでも、こちらは1mほどと大変にコンパクトです。
したがって低めの垣根には便利で、和風のコニファーとして、園芸店で見かけることもあります。この写真でも、本来のアスナロの枝なら上から降りる向きになるところが、葉がすべて空に向かっているのがわかるはずです。
葉裏を写そうと葉軸をつまんだ手も余裕の角度です。ただ、その葉裏はアスナロとまったく区別がつかず、ひっくり返しても無駄なのに…という淡い後悔が伴います。

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番外編 : たまには色を添えましょう

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色味のない「葉っぱだけェ~」が1週間続いてしまいました。こんな時期なので仕方はなくても、やはりたまには素直に「あァ、きれい」と思いたくなります。
ただし、日本水仙はもう登場しすぎなので、これはオマケ扱いです。斜面に咲く花と逆光の光軸とを重ねようと地べたに這いつくばった自分の姿の方が番外編には適当ではあるまいか、とも思いながら、そんな告白さえしなければ、ひたすらナルシシズムにあふれて、まさに水仙チックな1枚でございます。

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2月4日(水) ヒメノキシノブ

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ノキシノブに続いてはヒメノキシノブで、シノブの4連発となりました。シノブと名のつくシダ類はまだまだあるようでも、まずはこの辺がメジャーどころでしょう。
軒忍と同じような環境に育ち、隣り合って着生している写真も見かけます。残念ながら、そんな都合のいい場面にはまだ出会えず、今回は姫の単独登場です。
軒忍と大差がない全体印象ながら、どこのものも葉身がせいぜい10cmで、それ以上長いものはありませんでした。また葉先が舌のように丸いのも軒忍とはっきり違うところです。大木の幹から緑色の舌がピロピロ、かわいくて不気味です。

<補注> 分類としてはノキシノブやヒメノキシノブと同属なのに、属違いであるクリハランの名を借りるシダ類がありました。(2023年12月6日

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2月3日(火) ノキシノブ

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おとといから「シノブ」シリーズです。冬でもこのように青々として、葉裏の胞子嚢もくっきりと元気です。葉は20~40cmの長さの線形で愛想がなく、名前の元になったいわゆるシノブ類とは似ても似つかない姿です。
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こちら(↑)はまさにこのシダの名前どおりの生態で、朽ちかけた軒端(土壌成分がなく、水気も不安定)に着生している姿(5月中旬撮影)です。水涸れすると葉が丸まってさらに細い姿になり、まるでオヤジの脇の下みたいです。
シノブが夏の風物詩として愛好されるのに対し、このノキシノブは老朽・衰退のイメージが伴うようで、好んで育てられる場面は見かけません。公園の四阿(あずまや)の屋根(2枚目写真とは別の場所)に生えていたのを思い出し、撮影に行ってみたら、軒は見事に改修されていました。

<補注1> もう少しかわいいノキシノブもあります。(2009年2月4日
<補注2> 分類としてはノキシノブと同属なのに、属違いであるクリハランの名を借りるシダ類がありました。(2023年12月6日

2008年のきょうフェイジョア> 2007年のきょうモンステラ> 2006年のきょうソヨゴ> 2005年のきょうウメ

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2月2日(月) タチシノブ

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きのうのシノブはきょうの伏線でした。この時期は本来なら落葉しているシノブに対して、山道でも立派にワサワサしているのがこのタチシノブです。寒い時期でも平気ということから、カンシノブという呼び方もされるようです。
葉の形や質感はシノブとよく似ています。ただし、サイズはこちらがずっと大きく、足首あたりで這い回るシノブに対して、膝下くらいの藪を作ります。
冬にも青々というのは庭造りにはありがたいはずなのに、その半端な大きさのせいか、公園などで見かけることはありません。もっとも、本人にしてみれば生えたいところに生えているわけで、窮屈なところに持ち出されるのは迷惑というものでしょう。

2008年のきょうニホンスイセン> 2007年のきょうイトラン> 2006年のきょうムラサキシキブ> 2005年のきょうヒナギク(デージー)

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番外編 : 知らぬ間に引き落とし(警戒警報)

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先月届いたクレジットカードの請求書のなかに、使った覚えのない1万円ちょうどの項目を発見しました。請求元は、仕事で使っているホスティングサービス(レンタルサーバ)会社です。うーん、年会費は払ったばかりだし、酔った勢いでなんかバカなものを買ってしまったのだろうか、とりあえずこの会社に内容を確認しなくては…。
まずはメールを打ったものの、1週間たっても音沙汰なしです。ではFAXは、と試してみたものの、何度やっても話し中で送信不能です。仕方ないので、平日の日中に限るという電話窓口をコールしてみました。しかし、数度のトライも音声案内でいいようにたらい回しされたあげくにブッツン切りです。
これはかなりヤバそうです。そこでクレジット会社に連絡して事情を話し、クレジット会社から回答を促進してもらうことにしました。そのあげく、ようやく届いたのが、上に示したメールです。ある日勝手に会員から1万円を徴収し、文句をつけた人には返すというやり方のようです。

振り込め詐欺だったら、まだ騙された方も悪いかなと思うものの、これは闇夜で後ろからバッサリみたいな手口です。最近はネットでの買い物にクレジットは使わないようにしてはいたものの、クレジット支払いしか受け付けないサービスもあって、今回のようなことが発生する下地は十分です。面倒くさがらず、毎月の請求内容は1件1件しっかり確認すること…、今回の騒動で身にしみた教訓です。

<補注> この1万円は無事に返金されました。たぶん、個人での交渉はむずかしかったはず(相手がつかまらない)で、クレジット利用には危険が伴うことがあっても、有事にはクレジット会社がしっかり対応してくれるというメリットもあることを知りました。(2009年4月10日)

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2月1日(日) シノブ

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まるでたくさんの猫が隠れんぼしているようなこの不思議物体は、シノブの根茎です。茎ならクキッと空に向かい、根なら根深く地中を這う…と思えばさにあらず、このように性状形質がまるで違うものがあって、草木には飽きません。
その根茎から出た葉は、いかにもシダの仲間らしい涼しげな風情です。寒の2月に涼しいはないものでも、夏場には吊忍を軒にかけたり忍玉をテーブルにおいたりしてこの姿を楽しむのが粋というものです。
また、シノブはその美しさに似合わず、かなりタフです。写真はウチの居間のひと鉢で、助手1号が夏場に1週間ほど水やりを忘れてカラカラに干し上げてくれました。もう駄目かと思いつつ水をあげると、こんなに元気に復活しました。「忍」という名はこのしぶとさからという説もあるほどです。

<補注> 油断して外に置いていたら、6日、南関東一帯を「大雪」が襲い、それを被った葉は茶色く焼けて枯れてしまいました。シノブが落葉性ということを思い出す、良い勉強機会でした。(2022年1月)

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