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2月3日(火) ノキシノブ

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おとといから「シノブ」シリーズです。冬でもこのように青々として、葉裏の胞子嚢もくっきりと元気です。葉は20~40cmの長さの線形で愛想がなく、名前の元になったいわゆるシノブ類とは似ても似つかない姿です。
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こちら(↑)はまさにこのシダの名前どおりの生態で、朽ちかけた軒端(土壌成分がなく、水気も不安定)に着生している姿(5月中旬撮影)です。水涸れすると葉が丸まってさらに細い姿になり、まるでオヤジの脇の下みたいです。
シノブが夏の風物詩として愛好されるのに対し、このノキシノブは老朽・衰退のイメージが伴うようで、好んで育てられる場面は見かけません。公園の四阿(あずまや)の屋根(2枚目写真とは別の場所)に生えていたのを思い出し、撮影に行ってみたら、軒は見事に改修されていました。

<補注1> もう少しかわいいノキシノブもあります。(2009年2月4日
<補注2> 分類としてはノキシノブと同属なのに、属違いであるクリハランの名を借りるシダ類がありました。(2023年12月6日

2008年のきょうフェイジョア> 2007年のきょうモンステラ> 2006年のきょうソヨゴ> 2005年のきょうウメ

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