1月11日(日) ハリギリ
赤い軸と黒い実の対比がきれいです。殺風景な地面も、この木の下だけは賑やかな色合いです。目を上に転じると、上空はるかな枝先には、まだ落ちずに残っている実がたくさん見えました。
花火のように放射状につく黒い実と、そしてこの赤紫色の軸は、同じウコギ科のタラノキとよく似ています。ただし、タラノキはせいぜい4~5mにしか大きくならないのに、このハリギリは天を衝くようにのびのびと育ちます。
そこでこの木は家具や建材に重宝され、そのときは「栓(せん)」と名を変えます。白くて光沢のある肌に木目が際立つ姿はとても上品です。若いときになにかの工作に使った記憶があるのに、そのときは栓とハリギリの関係など考えもしませんでした。
花火のように放射状につく黒い実と、そしてこの赤紫色の軸は、同じウコギ科のタラノキとよく似ています。ただし、タラノキはせいぜい4~5mにしか大きくならないのに、このハリギリは天を衝くようにのびのびと育ちます。
そこでこの木は家具や建材に重宝され、そのときは「栓(せん)」と名を変えます。白くて光沢のある肌に木目が際立つ姿はとても上品です。若いときになにかの工作に使った記憶があるのに、そのときは栓とハリギリの関係など考えもしませんでした。
2008年のきょう<シマダケ> 2007年のきょう<ゼニゴケ> 2006年のきょう<イブキ(ビャクシン)> 2005年のきょう<カンザクラ>
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コメント
赤と黒、ですかぁ。この木まだ見たことがなさそうです。家の中でこの木が使われている日用品はないのかな?木自体を知らないから探しても分かりませんね。
投稿: zenpeichan | 2009-01-11 19:00
zenpeichanさんへ:
北海道に多いそうで、暖地では見かけにくいかもしれません。
まして、子供がチョロチョロするようなところに植えたら大変なことになりそうなので、
ふつうの生活範囲では見つけにくい木だと思います。
投稿: はた衛門 | 2009-01-12 07:03