
名前は「青」ハダのくせに実が赤いとはこれ如何に~、などと、お芝居ならば見得を切るところです。葉が枯れ切った枝に、お飾りでもつけたような唐突な姿です。
しかし、モチノキの仲間なので実が赤いのは当たり前でした。青いのは名前どおり「膚」の方で、薄い表皮の下にある緑色の皮を「青」と表現したのでした。
そう言えば、皮を傷つけるまでもなく、この木はなんとなく青っぽいのです。夏なら涼しげで良くても、もしこの実がなければ冬はあまり近づきたくない雰囲気です。
2007年のきょう<ケヤキ> 2006年のきょう<サンダーソニア> 2005年のきょう<サンシュユ> 2004年のきょう<メキシカン・ブッシュ・セージ>
コメント
美しいですね!
地面に落ちてる赤い実で、近くのアオハダの樹に気がつく。見上げれば、高い梢に赤い実が・・・
そんなことの繰り返しばかりで、まだ間近で見たことがありません。
投稿: waiwai | 2008/12/09 06:01
waiwaiさんへ:
はい、うまい具合に枝が低くて、とても運が良かったと思います。
先日は、「これでもか!」みたいに実がついたモチノキにも出会いました。
モチノキ科らしく、ツキがいい…(減点2?)。
投稿: はた衛門 | 2008/12/10 06:02