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12月15日(月) ツクバネ

081215tukubane_b
正月の2日あたりにでもこれを出せばタイムリーだろうと思いつつ、そこまでなんて待てない子供のような心もちです。
見つけたときはただただ珍しくて、葉裏にぶら下がるこの実をうまく写すだけで精いっぱいでした。本当に驚いたのは、あとでこの木のことを調べたときです。
まずは半寄生という変わった生態でした。松や檜など、なにかほかの木に寄り付かないと育つことができないそうです。そして雌雄異株でした。たとえこの木を見つけても、ひょうきんな実を写せる確率は1/2だったわけです。
こうなると、夏の雌花を見たいし、傍らに雄花(雄株)もあるか、期待が膨らみます。おっと、それよりもいったいこの木はなにに寄生していたのか、そこもしっかり見てきたいものです。あれれ、こんなに早くから、来年の抱負を述べてしまいました。

<補注1> 別の場所で再度ツクバネに出会えたものの、上記の「抱負」にはなんの進展もなく、謎は深まるばかりとなりました。(2018年10月20日
<補注2> 若々しい実の姿に出会いました。(2020年9月1日

2007年のきょうカラスザンショウ> 2006年のきょうチャボヒバ> 2005年のきょうクロガネモチ> 2004年のきょうカナムグラ

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コメント

ツクバネも見たいと思いつつ見られないでいます。
新年にふさわしい形ですよね~
半寄生とは・・知りませんでした。ということは、ツクバネが好む木を探せば寄り添っているかもしれないということでしょうか?

投稿: ちゅいろ | 2008-12-15 11:19

ちゅいろさんへ:
ね~、この実が真っ黒になったら「さぞかし」でしょうね。
うーん、松や檜が好きとは言いながら、わりと何でもいいらしいので、
探し方はムムムですねぇ。
運の勝負かもしれませんよ(笑)。

投稿: はた衛門 | 2008-12-16 07:02

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