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11月30日(日) ヤブムラサキ

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枝の裏側から撮った写真でごめんなさいです。せっかくの紫色の実が葉の陰につくものですから、やむなくこうなってしまいました。
ムラサキシキブの仲間だろうという想像はついても、細部はかなり違います。一番目につくのは全体の毛深さで、葉も実も、そして枝も、モコモコというかザラザラというか、決して宮廷女官(紫式部)のイメージではありません。萼が実の付け根側にかぶさっているのもムラサキシキブとはまったく違う注目点です。
調べたら、ムラサキシキブの仲間は16種類もあって、これはそのなかではポピュラーなヤブムラサキでした。コムラサキシロシキブを知って満足していたのに、とてもそんな狭い世界ではない事実を突きつけられました。ふー、長生きが必要です。

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11月29日(土) マムシグサ

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きのう、黄色い実にびっくりしたのに比べれば、この真っ赤な実にはもうかなり慣れっこです。山道でこれ見よがしに輝いていても、「まあね」と最近はパスでした。
ところが今回は赤よりも黒に魅せられました。別に「赤と黒」などとオヤジっぽいオチは避けたくても、あらためて見るとコントラストがすごいな、と感心です。
この黒い部分は、専門用語で花床(かしょう)といいます。なかはふかふかで、軟質ビニールの玩具みたいです。誰が啄ばむのか、実がポコポコと欠け落ちています。もしやと思い、潰して舐めてみました。ペッペッペー! こりゃあきまへん!!

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11月28日(金) キミノオンコ

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イチイだろうかァ、キャラボクだろうかァ、と葉のつき方をしげしげと見ていたら、ドキッ、なんですか、この黄色い物体は…? お尻に穴のあいたまん丸型はまさしくイチイの実そのものなのに、色が、色がァ…(絶句)。
なんとなんと、本来は石狩あたりに自生するキミノオンコだそうで、盆栽として愛好家が全国にいるようです。ただ、これは地植えの大きな株で、宮城県での撮影です。自生地での大きさは見ていないものの、ここでは1.5mほどの背丈でした。
オンコはイチイの別名で、東北~北海道の人がイチイをこう呼ぶのをよく聞きます。キミノ「イチイ」とせずに、自生地での呼び名を標準和名にするあたり、学問の世界にも温もりを感じてホッとします。

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11月27日(木) アカネ

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なにやら取り留めのない写真です。それでもあえて載せてしまいます。なにを隠そう、これが例の万葉で「茜さす~」と詠われたご本尊なのですから。
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枕詞の勉強でむりやり名前を知らされたアカネであって、ふつつかながら初めてそのお姿を拝しました。ただし、まっ黒に熟した実をつぶして、「おー、これが茜色!」と喜んだわけではありません。染色に使うのは、この蔓植物の根だということくらいは覚えているのは、もしかしたら受験勉強の功徳面かもしれません。
撮影の時期が遅すぎて、特徴のある4枚輪生の葉が形をとどめていないのが惜しまれます。ただし、その葉の裏や四角い断面の蔓には細かい棘があって、これがまぎれもなくアカネであることを主張していました。

<補注> 翌年9月、花の時期(=葉も健全)を撮影しました。(2009年9月22日

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11月26日(水) センボンヤリ

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閉鎖花というしくみの植物がいくつかあって、センボンヤリの秋花はその代表みたいなものです。以前、その閉じたままの花を載せました。開花しないくせに立派に結実し、このように綿毛になるのだから不思議なものです。
ひょっとしたら本当に千本あるだろうかと思えるほど、山道の脇のなだらかな斜面が薄茶のボンボリで埋められていました。
木枯らしが吹くたびに綿毛は飛び立ちます。きっと、冬が終わればこの斜面は白い春花で覆われることでしょう。また来たいな、と思う場所は増えるばかりです。

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番外編 : めでたい・めでたい

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用事があって志木市のHPを調べようとしたら、トップページのトピックス欄に「志木市の人口、7万人突破!」という記事を見つけました。
自分のHPで、志木市の紹介部分に「人口6万しかない」と書いていたことを思い出し、どれどれとその記事を開いてみたら、その7万人目の市民は柏町6丁目在住(ウチも6丁目)とあります。おやー、どこのお宅だろう?と掲載の写真をしげしげ見たら、ゲッ、お向かいさんでした(やっぱり小さい町じゃあー)。
ともちゃん(7万人目の市民のお母さん)って、ウチの下の娘よりも下級生だったのになぁー、という愚痴はぐっと抑えて(解説:娘二人はいるものの、結婚する気配皆無)、あらためておめでとうを言わせてもらいました。

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11月25日(火) ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク)

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花壇にも植えられる一方、逸出したものは荒れ地でも平気で、はかなげな姿のわりにはなかなか元気者です。寒くなっても、まだしぶとく花を開いています。
園芸店では源平小菊(花の色合い由来)とか無休菊(丈夫な性質由来)と呼ばれるのでそう覚えていたのに、標準和名はペラペラヨメナでした。ペラペラヒメジョオンともするそうで、学究畑の人はどうしても「ペラペラ」と形容したかったようです。
そう言われてみれば、たしかに頼りなさそうな葉です。なよっとした仮面の裏にはしたたかな…と考えると、なにやらドラマに出てくる悪女のようにも見えてきます。

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番外編 : あんたも好きねぇ~

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やや旧聞に属するデータでも、このグラフはびっくりものです。何が?って、画像が荒れてはいても、この赤いトップシェアが日本語で37%です。2位が英語で36%、3位はぐっとシェアが落ちて中国語の8%(Technorati調査)と続いています。
これが何のシェアかというと、世界に7,000万あるというブログの記述言語なのです。日本人以外は使わない(だろう)日本語が、あの世界共通言語の英語を抜き去ってしまったのです(2006年第4四半期)。ちなみに、世界人口に占める日本「人」のシェアは1%台後半ですから、この37%がいかにべらぼうな数字かわかります。
と書いている自分もこの数字に貢献しているのかと思うとゲンナリです。ちなみに、ブログではないHPの方は英語のシェアが80%前後あるようですから、ブログという形態がいかに日本人に愛されているかがわかります。小学校時代の絵日記教育の成果なのか、あるいは刹那的散文スタイルが我々の表現欲求に合うのか、まったくもう「なんと申しましょうか」の事実なのでございました。

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11月24日(月) リンゴ

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見渡す限りの林檎畑のなかに、おや、どうして蜜柑が…と思わせる一角がありました。近づいてみると、蜜柑ならぬ黄色林檎が陽光に輝いています。
それにしても元気そうなおへそです。「そんなにおへそを出してると、カミナリさんに食べられちゃうぞー、がぶー」と子供をからかった昔が蘇ります。
林檎は各地でいろいろな品種が作られてはいても、ここは長野市近在の畑なので、たぶんシナノゴールドだと思います。この品種は近所のお店にも並んでいます。甘さが強いのにさっぱりしていて、ウチではこのところ人気者です。

<補注> 晩生であるシナノゴールドに対し、早生のつがるは7月上旬にかなりいい具合に実っていました。(2017年7月10日)

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11月23日(日) キカラスウリ

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どうやらこれでキカラスウリのおっかけも一段落です。悲しいぺしゃんこの実を写してからちょうど3年、ようやく心おきなく「解剖」までしてみることができました。
粘りの強い「綿」を取り除いてみたら、種はあまり変哲のない姿です。カラスウリのそれがちょいと愉快だっただけに、いささか肩透かしです。その代わりというか、綿の味はカラスウリよりは素直です。食用にしたという記述も一部にはあっても、この見かけではあまり食欲をそそってはくれません。
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しかし、これは8月に見つけた実よりはかなり小ぶりです。ものすごく期待していたあの場所だったのに、次に行ってみると見事に刈り取られていたのです。泣きの涙でまた探し回り、ようやく完熟の姿をとらえたものの、あの大きさが忘れられません。いつの日か、リベンジのビッグサイズをここに載せたいものです。

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11月22日(土) コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア)

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♪屋根よぉ~りぃ高~い、ダリアです…と、それはウソでも、4mはありました。木立というくらい茎は硬くて太く、知らなければ木だと思ってしまいそうです。
たぶん通りかかる人が名前を尋ねるからでしょう。この「木」には札がぶら下がっていて、そこには「皇帝ダリア」と流通名が書かれていました。たしかに皇帝と呼びたいほどの貫録です。
学名はDahlia imperialisで、英名ならTree Dahliaだそうです。つまり、皇帝も木立もどっちも借り物というか直訳でした。さらに翻訳違いで帝王ダリアともいうようです。さて次に見かけたとき、どの名が口をついて出ますやら。

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11月21日(金) アメリカヅタ

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街なかの家並みの隙間に埋もれていたにもかかわらず、これだけ見事に色づいた葉ならとてもとても見過ごすことはありません。
もっとも、成り物に異様に反応する自分の目には、この黒紫色の丸い粒が先に飛び込んできたのかもしれません。さてその味は…と潰して舐めてみました。無味無臭と思ったそのあとからかなりの苦味が襲ってきました。もっぱら鳥さん用みたいです。
葉裏に毛があればまた別の種類のようでも、ルーペで見たらそれらしい気配はなくツルツルです。あまり見かけないツタのわりに、名前は安直この上ないものでした。

<追記> 紅葉する前の様子はこちらです。(2011年10月22日)

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11月20日(木) チシャ(レタス)

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きのうはフォックスフェイスを和風にツノナスと紹介したので、きょうはレタスを和名で載せることにしました。
今でもおばあちゃんならこれをチシャと呼ぶ人がいるはずです。あまり日本語とは思えない音の響きではあっても、漢字では萵苣(または苣の一文字)でして、こんな字があることに感動してしまいます。
さらに、まるでお店の売り場のように並んだ畑の美しさにも感動し、ついでにこれがあのアキノノゲシと同属だということにも感動しておくことにします。

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11月19日(水) ツノナス(フォックスフェイス)

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花屋さんに並んでいればフォックスフェイスでも、こうやって畑で見つけたときはツノナスと呼んであげるのが妥当でしょう。
きのうのスイレンボクでダジャレネタになった新座で、おっとビックリ&ラッキーの出会いです。なるほど、こんなガサガサの葉だから、花屋の店先に出るときは摘まれてしまうわけです。2mほどにのびた茎に、親狐や子狐が賑やかに並んでいました。
食べられるという記述を見かけないので、もっぱら鑑賞用でしょう。名前どおりにナス科なので、夏にはナスっぽい薄紫の花をつけるようです。ここの畑のオーナーさん、来年もツノナスをよろしくお願いいたします。

<補注> ナス科は連作がきかないことに気づかないで、お馬鹿な願いをしてしまったことを反省です。この記事から2年後、まったく別の畑で開花時期の撮影ができました。(2010年9月6日)

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11月18日(火) スイレンボク

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町内のお宅で珍しい木を見つけました。ここの奥さんは鷹揚な方で、自分が好きで育てているのに、その草花の名前を尋ねても「あらァ、なんだっけェ」ばっかりなのに、どうしたことか、この木の名前だけは一発回答でした。
たしかに、見たまんまの名前で単純明快、覚えやすいことこの上ありません。「丈夫で、ずうっと咲くのよォ」と言うので、「四季咲き?」と尋ねたら、「ううん、新座咲きよォ」ときました。あ、これ局地ネタですみません。はた衛門の住まいは埼玉県志木市、その隣町が新座市でして、こういうのはオバギャクと言っていいのでしょうか。

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11月17日(月) ムラサキカタバミ

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うっかりしていたらイモカタバミかと思って見過ごすところでした。
花の少なくなった今の時期だからこそ、駐車場の片隅の荒地でひそやかに咲いていたこの株まで目ざとくチェックすることができました。花の芯が赤紫のイモカタバミはあちこちでよく見かけるのに対し、芯が逆に白いこちらはやや少数派です。
季節がもう少し良ければと同情するほど元気のない姿であっても、せっかく久しぶりに会えた紫の君なので、ここにお出ましいただくことにしました。

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11月16日(日) アシ(ヨシ)

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世のなかには芦田さんはたくさんいらっしゃって、どなたも吉田(葦田)さんに改名はしないのに、どうして植物のアシだけゲンをかついでヨシと呼ぶのでしょう。全国の芦田さんは同盟を作って抗議すべきです。芦川さんもぜひ加わるべきでしょう。
などと馬鹿なことを芦原にたたずんで考えていますと、そうか芦原よりはヨシワラの方がうれしいのかァ、などと不埒な思いも浮かんできたりします。
この躍動感のある葉は、皿や蕎麦猪口でポピュラーな絵柄です。それだけ日本人の生活に密着していたヨシ、ではなくてアシです。

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11月15日(土) ルリフタモジ(白)

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うっすらと紫っぽくはあるものの、去年載せた「標準的」と思われるルリフタモジに比べたら、やはりこちらは「白」色種と紹介することにしましょう。
そこで問題が発生し、白いものを「瑠璃」と呼ぶのはいかがなものか…ということを、前にも述べた覚えがあります。そうそう、かつてルリマツリのところでも同じことを書いていました。まったく、進歩のないお人でございます。
瑠璃が嫌ならカタカナ名前にしようと思ったら、ツルバギア・ビオラケアだそうです。なんと、学名までスミレ色の意味(violacea)を持つのなら、やっぱりルリフタモジの方がずっと覚えやすいし呼びやすいというものでした。

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11月14日(金) ヒシ

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水に浮かんだ葉も、水中にある実も、どっちを見ても、これをヒシと名づけた先人の気持ちがヒシヒシと伝わります。
ヒシを見つけて、最初に思い浮かべたのは忍者です。たくさんの敵に囲まれた主役が逃げるとき、この実に似た棘のあるマキビシというのをばら撒くのでした。
次に連想したのはヒシ焼酎です。別に焼酎にしなくても、この実は茹でて食べてもおいしいのに、そこはそれ、食べるよりは飲む方が世のなか楽しいというものです。なんでもお酒にしてしまった先人たちに感謝の心ヒシヒシです。

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11月13日(木) ムシカリ(オオカメノキ)

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先日のイロハモミジのようなハッキリした色の紅葉もいいなと思いつつ、このムシカリの葉のほのぼのした色合いにも強く心を惹かれます。縦が20cm以上もある大きな丸い葉ですから、色のやさしさに反して存在感は絶大です。
ただ、前に実をつけた様子を載せたときも同じ疑問を書いたように、虫が好むからという名前のわりには、これだけ完全な葉が残っているのが不思議です。美しい紅葉を傷なしの葉で見られるのはありがたくても、虫の食性が変化してきているのだとしたら、喜んでばかりはいられないことかと心配になります。

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11月12日(水) カキノキ

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柿畑のなかでこの木を見つけたとき、気持ちの半分では病気の木だろうと思いました。しかし、落ち着いて葉や枝を見ると、どこにも病的な症状がありません。
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落ちていた実を一つだけ失敬して味見をしてみました。完熟のせいか、いささか干し柿的な陽向くさい味です。トロン・ペチョペチョで甘く…と思ったころから、ウゥー、口の奥に苦味が広がりだしました。これは渋柿系のようです。
調べたら、黒い柿というのはどうやら存在するようです。黒が実る=苦労が実る、というのがこの柿の「売り」のようです。もし、こんなオヤジネタだけのためにこの品種を作ったのだとしたら、日本農業の行く末はかなり真っ黒、いやきっと明るいことでしょう。

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11月11日(火) シュウメイギク(八重)

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すっきりした一重の美しさがシュウメイギクの魅力だと思うのに、この八重を植えているお宅をわりと頻繁に見かけます。人の好みというのはさまざまです。
ただし、由緒正しさで言うなら、一重よりは八重の方がもともとの姿だということを知りました。素人には一重が変化して八重になるという方が考えやすくても、そうそう単純な図式ではないのでしょう。
さらに加えて、シュウメイギクの場合は白とピンクではピンクの方がオリジナルだというのも得心しにくいことです。自分の感覚ではこれもどうにも逆さまに感じてしまって、なんだかこのごろはシュウメイギクを見ると煩わしく思うようになりました。

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11月10日(月) ミドリハッカ(スペアミント)

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もし根もとの名札がなかったら、ここに出すのにかなり苦労したはずです。花がセイヨウハッカよりは少しはっきりしたピンクとは言え、その違いは微妙です。
葉の艶やシワシワ具合が、もしかしたら頼りになるかもしれません。この葉をつまむと、これはもう間違いなく「あの」香りです。
英名のスペアミントのスペアって何の「予備(spare)」だろうと思っていたら、綴りはspear(槍)でした。一人こっそり赤面です。そう名づけられた葉の先をよく見ると、なるほど危険な尖り具合の葉もいくつかあるようです。

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11月9日(日) ジャコウソウモドキ

081109jakousoumodoki1_b「モドキ」ではない本当の(野生の)麝香草はふつうの野道ではなかなか見つけにくく、去年の出会いはそれなりにうれしいものでした。あれに比べると、こちらの「モドキ」くんは公園の花壇が住処でした。
残念ながら花の盛りは過ぎた時期らしく、最上段の2輪だけが残っていました。本来の時期なら、もう少し(4~8個)賑やかなようです。
081109jakousoumodoki2_b本当は、麝香草(シソ科)とは縁もゆかりもなく(ゴマノハグサ科)、ちゃんと比べると無理な名づけであることがわかります。園芸上はリオン(学名:Chelone lyonii)と呼ばれることが多く、早生のスピード・リオンというのも出回っています。
ただ、1枚目写真でわかるように、英名のタートルヘッド(またはスネークヘッド)が一番ぴったりの人相です。近づくと噛みつかれそうな顔を見ながら、麝香草ならぬ蛇頭草(じゃとうそう)なんてどうだったんだろう、と考えたりしました。

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11月8日(土) イロハモミジ

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トンボだって紅葉を愛でたいのだと思います。特等席から動こうとしません。吹きわたる微風に赤い波がゆっくりと揺れて、さぞや絶景なことでしょう。
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トンボではなくとも、この赤には惚れてしまいます。きょうは2枚載せといたしましょう。ただし、草木ブログである以上、プロペラ型の種もしっかり写しています。
4月の中旬に花をつけ、半年かけてこういう姿になりました。これから冷たい北風に吹かれて飛んだ先で、新しく感動の紅葉を繰り広げることができますように。

<追記> イロハモミジの翼果が葉の上に出る特徴についてはこちらで触れました。(2014年8月18日)

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11月7日(金) ハヤトウリ

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野菜にも流行はあるようで、4年前にはまだ珍しく思ったハヤトウリを、今年は近所のあちこちで見かけるようになりました。
大事に支柱仕立てで作る人が多いのに、ここのオーナーはいかにも手抜きで、地べたに這わせたままです。それだけふつうの作物になったのでしょう。おかげで、これを見たときは一瞬アレチウリかと思ってしまいました。
塩漬け・糠漬け・味噌漬け・甘酢和えなどの調理法があるというコメントを、4年前の記事に寄せていただきました。お酒には塩漬けが一番合うように思います。

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11月6日(木) イシミカワ

081106isimikawa_bここには三度目の登場のイシミカワです。最初は葉と棘に目を惹かれた写真で、二度目は青い実にピントを合わせました。では今度は?と言うと、丸いお皿のような托葉や苞葉、そして青だけではない実の色の変化に注目しました。
少しずつイシミカワとも親しくなれているなあ…と自惚れながら、絡んだほかの草を寄せていたら、痛―ッ、棘で手を引っ掻いてしまいました。ふだんは変換ソフトの学習能力を罵ってばかりいるくせに、自分の学習能力はもっとヒドイことを「痛」感しました。

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11月5日(水) セイタカアワダチソウ

081105seitaka_b9月の末ころから咲き出して1カ月あまり、セイタカアワダチソウが野の景色を鮮やかな黄色で飾ってくれています。
その派手ないでたちに加え、名前どおりに背の高い性質は衝立としての役目を果たすこともあります。岸辺の水鳥たちは余計な視線にさらされず、少しだけのんびりしているように見えます。
もう少しするとこの穂が白茶色に枯れ始め、いかにも泡が立った様子になります。あまりきれいとは思えなくても、全草これ種だらけというその姿は、それはそれで花盛りよりも迫力ありと言えなくもありません。

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11月4日(火) ザクロ

081104zakuro_b笑いは健康のもと、などと言います。実際、毎日こんなに大口をあけて笑って過ごせたら、どんなにか幸せなことでしょう。
そう言えば、冬でも裸で、ワァーハッハと大声で笑って歩く有名なオジサンがいて、何度か都内で出会ったものです。いつからかマスコミにも取り上げられなくなりました。あれだけ笑ったら、きっと200歳くらいいくんじゃないかと思ったんですが…。
あ、ここは草木ブログでした。ザクロは健康にいいとか美容に効くとか、いや効果がないとかうるさい限りでも、おいしいものは体にはいいはず…あれこれ考えずに、季節の恵みをありがたくいただくことにしましょう。

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11月3日(月) エビヅル

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図鑑にあったとおり、雑木林のふちでこれを見つけたのでうれしくなりました。
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夏の終わりころにも別の場所で見つけたのに、そのときはエビヅルの証拠である葉裏を確かめそこない、ここに載せることができませんでした。今度はしっかりと葉を裏返し、綿毛のようなモジャモジャを確認しました。
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それよりうれしかったのは、もう鳥さんに食べ尽くされているだろうと思った実が残っていたことです。前のときにも十分おいしかったのですから、完熟の甘酸っぱさはもう言うことがありません。つぶした果肉の様子から、おいしさが伝わるでしょうか。

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番外編 : 本末転倒

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川っぷちの枯れたアシ(ヨシ)がスクリーン代わりになって、愛車ママチャリ号で土手を走るはた衛門くんを写すことができました。
これでちょうど午後3時なのに、光線がこんな角度ですから焦ります。めっきり日暮れが早くなりました。トボトボと歩いていてはアッという間に薄暗くなりますから、ついママチャリ号を飛ばしてあちこちの草木を物色して回ります。
本当は草木趣味よりも先にウォーキング健康法があったはずなのに、これではどうにも本末転倒です。もっとも、こんなおバカ写真を撮っていると、自転車ごと転倒しそうです。

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11月2日(日) ジャケツイバラ

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これなんだったかな?とあとで悩みそうな写真です。来年の夏には、このおどろおどろしい実の部分がまっ黄色の豪華な花になっているシーンを撮影するつもりで、それまでの心覚えのために、ここにこれを載せておきます。
蛇が結ぶ茨と書いてジャケツイバラです。鋭い棘をつけた枝が縦横無尽にのびまくっていて、たしかに蛇がもつれあっているようです。
もし立派なお屋敷に住めたら、これを生垣にしたいものです。まるで鉄条網に囲まれたようになるはずで、おっと、すぐに門までふさがれて幽閉されそうです。

<補注> 予定どおり、無事に花を撮影できました。(2009年5月16日

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11月1日(土) アカカタバミ

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去年も冬に取り上げたのに、再登場です。そのときのものは、街なかで放置された花壇の隅で、いかにもひねくれた風情でした。
たしかに、乾燥した劣悪な環境で見かけやすいわけでも、どっこい、陽なたの丘でのんびり育つお坊ちゃま風の仲間を見つけました。優雅なお育ちらしく、なんとハンサムでいらっしゃることでしょう。
しかし、よく考えたら、陽なたの丘→降雨なし→超乾燥地となることに気づきました。うわべはお上品でも、じつはしたたかな生命力…、大藪春彦の世界です。

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