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10月7日(火) ミヤギノハギ

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萩のなかではわりと代表的(公園などに植えられ、名札があることも多い)でありながら、どの部分がどうであれば宮城野萩と判断するのか、よくわかりませんでした。なので、6月にセンダイハギを載せたときも、仙台→宮城という短絡で宮城野萩に言及したくせに、「判別困難なので未収録」と情けない断り書きが必要でした。

…という悲しい過去と決別する日が来ました。
いままでは、枝が地面までしなうとか、葉先が尖るとか、ほかのものと区別しにくい点で見分けようとしていました。ところが、今度覚えた「竜骨弁(一番下の白っぽい花びら)が翼弁より長く、鎌型に曲がる」というポイントはとてもわかりやすいのです。
「萩の花は似たり寄ったり」などと思うのはとんでもないことで、なるほど、ヤマハギマルバハギの竜骨弁は宮城野ほどには目立たず、ずいぶん違う形です。

<補注1> ミヤギノハギが秋の終わりに盛大に咲いていました。(2019年11月28日
<補注2> ミヤギノハギの母種とも考えられているケハギを収録しました。(2024年8月27日

2007年のきょうコガネバナ> 2006年のきょうヤマジノホトトギス> 2005年のきょうオギ> 2004年のきょうハス

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コメント

萩ってみんな同じようで少しづつ違っていて、見分けるのって大変ですよね。
出掛けたときなどに見つけても、名札がないとぜんぜん分かりません。
名札があったとしても、ちゃんと合ってるかも不安ですが・・・

投稿: みかん | 2008-10-07 19:18

似ていると、知っている方に気持ちが傾き、ほとんど間違える私ですが、師匠は探求心旺盛。とことん突き詰めていきますね。感動!
そうそう、きょう、職場でzenpeichanさん、タンポポのおしべとめしべってあるの?」と聞かれて「????」でした。困った弟子です。

投稿: zenpeichan | 2008-10-07 19:36

みかんさんへ:
あ、いいですね。名札を疑ってかかるというのは(笑)。
そうなんですよね。100%信じるのは危ないですよね。
でも、知らない草木に会うと、どこかに名札がないか、探したりして。
「おいおい、こんな野道に名札はないでしょ」
なんて自分をからかっています。

zenpeichanさんへ:
ふふ、知ってる方に傾く気持ち、わかりますねー。
あ、タンポポにはちゃんと両方ありますよ。
あの半ぴらの1枚1枚が一つの花なので、あの付け根に
ちゃんと1セット(雌1:雄5)ずつあるはずです。
きみまろではマクロが弱いので、zenpeichanさんの
強力デジイチでドアップを撮ってみていただけるとうれしいです。

投稿: はた衛門 | 2008-10-08 06:38

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