虎の尾を名乗るにはかなり寸足らずの尻尾です。ただ、花の盛りはひと月ほど前だったようなので仕方ないところです。
それでも無理に載せたのは、これが準絶滅危惧種になっているからです。厚手で光沢のある葉が乾燥地で生き抜くには向いていても、護岸のコンクリートが相手では、その優れた特性を活かしようがありません。
そんないまどきの環境を思うと、きれいな紫の花色が寂しげに見えてきます。
<補注> もう少し良い状態のハマトラノオを再掲しました。(2023年8月8日)
2007年のきょう<ウメバチソウ> 2006年のきょう<アキノキリンソウ> 2005年のきょう<サザンカ> 2004年のきょう<モッコク>
コメント
トラノオと呼ばれているのはいっぱいあるようですね。
私の知っているトラノオとは別人?
これは、ハマトラノオというのですね。いつもながら知らないことと知っていることが似たような呼び名で出てくると混乱する私です。
投稿: zenpeichan | 2008-10-21 20:44
zenpeichanさんへ:
浜ではなく「沼」とか「丘(岡)」もあるし、
虎のくせに「犬」トラノオっていうのもありますね。
でも、一番見かけやすいのはハナトラノオ(カクトラノオ)でしょうかね。
イヌノオとかネコノオでも良さそうなのに、
やっぱりトラがかっこいいんですかね~。
投稿: はた衛門 | 2008-10-22 06:22