10月15日（水） ツルシキミ

藪のなかに、ブローチが落ちているみたいな真っ赤な実を見つけました。イイギリの実でも降ってきたのかと思ったものの、それにしては時期が早過ぎます。
手にとるまでもなく、ちゃんと見たらしっかり枝についているのがわかりました。実をつけた以外の枝も、すべて地面を這うようにのびています。特にほかのものに絡むわけではないようでも、「蔓」シキミという名には一応納得です。
あとは、花も実もまるで似ていないのになぜ「シキミ」なのかという問題です。これについては、前にミヤマシキミのところで述べました。そんな予備知識なしでも言えたか自信はなくても、今回は枝葉がシキミに似ているかと少しだけ思えました。

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