10月10日(金) カラハナソウ
「えー、これってビール!?」と独り言を発してしまいました。まさかビールという植物はなくて、泡を食ったので「ビールのもとになるホップ」を縮めてしまいました。
ただ、日本の野山に自生するのはホップ(西洋唐花草)に似たカラハナソウであり、両者の区別は苞の裏側にあるホップ腺の数(ホップの方が多い)によるのだそうです。というのは帰宅してからわかったことで、現場では見分けの根拠がありません。
こういうときは状況証拠によるわけで、ホップ(注2)ならたぶん畑で栽培されるはず VS これは立派に野山でプラプラ…ということでカラハナソウと判定しました。
姿は似ていても、これで作ったビールはマズイとあります。見つけたときの泡立つようなうれしさは、なんだか泡のように消えてしまいました。
ただ、日本の野山に自生するのはホップ(西洋唐花草)に似たカラハナソウであり、両者の区別は苞の裏側にあるホップ腺の数(ホップの方が多い)によるのだそうです。というのは帰宅してからわかったことで、現場では見分けの根拠がありません。
こういうときは状況証拠によるわけで、ホップ(注2)ならたぶん畑で栽培されるはず VS これは立派に野山でプラプラ…ということでカラハナソウと判定しました。
姿は似ていても、これで作ったビールはマズイとあります。見つけたときの泡立つようなうれしさは、なんだか泡のように消えてしまいました。
<補注1> 冬にはこの雌株の果穂に種ができていました。(2008年12月13日)
<補注2> めでたく「ビールのもとになるホップ」を見る&味わうことができました。(2010年9月28日)
2007年のきょう<アブラガヤ> 2006年のきょう<リンドウ> 2005年のきょう<ソバ> 2004年のきょう<シャリンバイ>
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コメント
いつも楽しく拝見させていただいております。感謝。
何処かでお礼を言おうと思っていたのですが、
今日の文は非常にハイレベルな諧謔ですね。
投稿: sirouto | 2008-10-10 12:05
私も見た瞬間ホップだと思いました。
でも違うんですね。
小学生のときに、キリンビールの工場を見学しに行ったことがあるんです。
そこに植えてあったものにホントそっくりで・・・
別世界のものというのか、日本では栽培されているもの以外では見ないものと思っていたのに、似てるものがあるんですね。日本にも。
面白いですね。
投稿: みかん | 2008-10-10 19:55
siroutoさんへ:
はじめまして。コメント、ありがとうございます。
お楽しみいただいているということで、
こちらこそうれしく存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
投稿: はた衛門 | 2008-10-11 08:15
みかんさんへ:
え、小学生がビール工場ですか! あの匂いだけで
酔っ払っちゃう子供とかいなかったですか?
もしかして、先生が行きたかったのだったりして(笑)。
ふーん、ワタシは「ビールの素」の方をまだ見たことがないので、
補足コメントをありがとうございました。
そうか、ホントのホップを撮るには、ホップ畑を探すよりも
ビール工場に行く方が手っ取り早いですね!!
投稿: はた衛門 | 2008-10-11 08:19