9月7日(日) ハグロソウ
ハグロソウと聞くと、これで「お歯黒」を作ったのだろうか、とか、出羽の「羽黒山」に群生しているのだろうか、とか、つい想像してしまいます。
ところが、「単に、葉が暗緑色だから」(山渓・野草の名前・注2)だそうで、「そんなに黒い?」と一人ブツブツ言いながら撮影しました。
もう少し日陰で撮れば葉の色は濃く出るものの、そうすると今度は薄紫の花が滲んだようになって、自分にとってはなかなか撮影のむずかしい被写体です。
ところが、「単に、葉が暗緑色だから」(山渓・野草の名前・注2)だそうで、「そんなに黒い?」と一人ブツブツ言いながら撮影しました。
もう少し日陰で撮れば葉の色は濃く出るものの、そうすると今度は薄紫の花が滲んだようになって、自分にとってはなかなか撮影のむずかしい被写体です。
<補注1> 10月には実をつけ、12月にはそれが割れて種がこぼれます。
<補注2> 古い牧野図鑑に「蓋(けだ)シ其ノ暗緑色素ニ基キテノ葉黒草ノ意ナラン乎(や)」とあって、牧野博士が「たぶん」と遠慮がちに述べていたことを、上掲書は断定的に言っているだけと知れました。(2024年夏)
2007年のきょう<サラシナショウマ> 2006年のきょう<コブナグサ> 2005年のきょう<ウコン> 2004年のきょう<ママコノシリヌグイ>
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