9月30日(火) ホソバヒイラギナンテン
吸蜜中の蜂を写し込もうとシャッターを押したのに、ご本人はすでに飛行体制に移っていました。自分の鈍さを笑いつつ、結果オーライで面白い写真になりました。
しかし、もっと面白いのは、同じメギ科ヒイラギナンテン属でありながら、ふつうのヒイラギナンテンが春に花咲くのに対し、こちらはいまごろの開花ということです。春と秋の気候は似ているとは言え、プロセスに着目すれば、「寒さを脱して開花」と「暑さをしのいでから開花」とはずいぶん違うはずです。
名前は安直な上乗せ型なのに、花の時期以外でも、葉の形やその密度(つき方)が柊や南天からはかなり遠ざかっています。それでも、全体の感じはなんとなくヒイラギナンテンを思わせるところが同じ属メンバーである証なのでしょう。
しかし、もっと面白いのは、同じメギ科ヒイラギナンテン属でありながら、ふつうのヒイラギナンテンが春に花咲くのに対し、こちらはいまごろの開花ということです。春と秋の気候は似ているとは言え、プロセスに着目すれば、「寒さを脱して開花」と「暑さをしのいでから開花」とはずいぶん違うはずです。
名前は安直な上乗せ型なのに、花の時期以外でも、葉の形やその密度(つき方)が柊や南天からはかなり遠ざかっています。それでも、全体の感じはなんとなくヒイラギナンテンを思わせるところが同じ属メンバーである証なのでしょう。
<補注1> ホソバヒイラギナンテンと蜜蜂の組み合わせに再挑戦してみました。(2014年10月4日)
<補注2> もう一段繊細な感じのする種類にナリヒラヒイラギナンテン(俗称マホニア)があります。(2018年12月15日)
2007年のきょう<リンドウ> 2006年のきょう<ミドリマイ> 2005年のきょう<コスモス> 2004年のきょう<オオオナモミ>
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コメント
ほんとだ。
変なところに蜂が…
「ごちそうさん~」(笑)
撮ろうと思って撮った写真じゃないとのことだけに、かわいいというか、笑えます。
こういう写真、好きだなあ。
下から上に咲く花は、長い間いろんな姿が楽しめていいですね。
蜂さんも喜ぶし。
投稿: ちとせ | 2008-09-30 08:24
ちとせさんへ:
ありゃ、悲しい受け方だなあ。
うーん、見栄を張って「うまく撮れましたァ」と書くべきだったか(笑)。
ほーんと、動物系の写真を撮る人って尊敬してしまいます。
きっと反射神経を鍛えたりするんでしょうね。
投稿: はた衛門 | 2008-10-01 06:22