9月22日(月) ツユクサ
きのうのミズタマソウでだらしなく愚痴ったら、慰めのコメントをいただきました。ヨォーシ、「勇気凛凛ルリの色!」というわけで、瑠璃色に心おきなく接近です。
知ってビックリはπの字型の黄色い雄シベ(6個のうちの3個)です。これにはほぼ花粉がなく、集客担当らしいのです。本当に役に立つのは雌シベと同じ長さの2本だそうで、写真でも粉にまみれているのがわかります。残りの1本の雄シベはその真んなかで人の字型をしています。花粉を持っているところをみると、念のため、雌シベが昼過ぎに巻き戻ってくるのを待ち受けて接触する仕掛けかと思います。
で、その集客担当雄シベの花糸が青いのがきょうの注目点です。ここは白い(無色)のがふつうであっても、ツユクサは各パーツが変異しやすいのだそうです。
花びらも脱色するのがあるというのに、まだそれは見たことがなく(注2)、この花も正常な構成です。上の2枚は青く、下の1枚は白、その後ろで透けているのは3枚の萼です。青白時代のお相撲は興ざめでも、ツユクサの青と白は永遠の美しさです。
知ってビックリはπの字型の黄色い雄シベ(6個のうちの3個)です。これにはほぼ花粉がなく、集客担当らしいのです。本当に役に立つのは雌シベと同じ長さの2本だそうで、写真でも粉にまみれているのがわかります。残りの1本の雄シベはその真んなかで人の字型をしています。花粉を持っているところをみると、念のため、雌シベが昼過ぎに巻き戻ってくるのを待ち受けて接触する仕掛けかと思います。
で、その集客担当雄シベの花糸が青いのがきょうの注目点です。ここは白い(無色)のがふつうであっても、ツユクサは各パーツが変異しやすいのだそうです。
花びらも脱色するのがあるというのに、まだそれは見たことがなく(注2)、この花も正常な構成です。上の2枚は青く、下の1枚は白、その後ろで透けているのは3枚の萼です。青白時代のお相撲は興ざめでも、ツユクサの青と白は永遠の美しさです。
<補注1> ケツユクサを見ました。(2009年9月21日)
<補注2> 白いツユクサに出会いました。(2017年9月7日)
<補注3> ツユクサのおかしな咲き方を見ました。(2020年10月2日)
2007年のきょう<カワラケツメイ> 2006年のきょう<チヂミザサ> 2005年のきょう<オトコヨウゾメ> 2004年のきょう<ミヤギノハギ(ナツハギ)>
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コメント
ツユクサの真っ青な色が好きです。
一時期押し花づくりに熱中したときにツユクサも挑戦したのですが、あの花びらの部分がどうしても崩れてしまって、うまく出来ませんでした。
いつかまた暇なときにでも再挑戦したいものです。
投稿: みかん | 2008-09-22 20:34
みかんさんへ:
あー、なるほど、あのはかなげな花びらをピンと
させるのは至難のわざでしょうねえ。
朝、咲いたばかりのときなら少しは腰があるのかな。
ただ、花びらの薄さに対して苞の嵩があるから、
うまく押さえるのってなんだかむずかしそうですね。
投稿: はた衛門 | 2008-09-23 07:45