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9月20日(土) ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)

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ゼリーにくるまれたプニュプニュ状態も尋常な草には見えなかったのに、その不気味なコーティングがとれても、姿の摩訶不思議度は増すばかりです。
プニュプニュのときは「銀の龍」(注2)でもいいかと思ったらこんなブチ模様になってしまって、今度は「草むらのシマウマ」でしょうか。先日、waiwaiさんのところでゴイシシジミというかわいい蝶を見せていただいたので、それにならって「碁石龍」でもいいかな、とか勝手なことを考えていると、ア、ホントの名前を忘れてしまいそうです。
イチヤクソウ科(注1)のれっきとした「ふつう」の草だというから驚きます。春に咲くギンリョウソウ(銀龍草)も、この際、セットで思い出してあげましょう。

<補注1> この多年草は、エングラー体系ではイチヤクソウ科、クロンキストではシャクジョウソウ科、そしてAPG(Ⅲ)ではツツジ科に分類が変更されています。
<補注2> 記事掲載時はアキノギンリョウソウとしていたタイトルを、標準和名優先に変更しました。(2016年8月6日

2007年のきょうソテツ(雄株)> 2006年のきょうアシタバ> 2005年のきょうシロミノコムラサキ> 2004年のきょうフジバカマ

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コメント

自然は不思議いっぱいですね。
春と秋の銀龍草なら、夏と冬はどう?
とばかなことを思っちゃいました。

昨夜通り過ぎた台風が去り、また暑い
日が戻ってきましたが、朝夕はさすがに
気持ちがいいですね。

投稿: zenpeichan | 2008-09-20 20:26

zenpeichanさんへ:
へへへ、きっと焼津地方にはフユノギンリョウソウというのが
あるんじゃないでしょうか。発見を期待しております(笑)。
海に近い地方はずいぶん降ったようですね。
お庭に被害はありませんでしたか?

投稿: はた衛門 | 2008-09-21 07:09

はた衛門さん、こんばんは
記事をご紹介いただき、ありがとうございます。
「アキノ」がつくのはいろいろありますが、ギンリョウソウにもあったのですね。

投稿: waiwai | 2008-09-22 20:54

waiwaiさんへ:
アッ、「アキノはいろいろ」、と言われたら、
そっか、春のウナギツカミをまだ見つけていないんだ!と
気づきました(えーんえん)。
秋に入ったばかりなのに、来春の課題がまた一つ増えました。
ありがとうございます(半泣き)。

投稿: はた衛門 | 2008-09-23 07:59

はじめまして。突然失礼します。
同じ埼玉県在住です。
この花は、少し前に話題になった映画「西の魔女が死んだ」の原作のほうに出てきますね。梨木香歩さんの作品ですが、銀龍草というのがイメージできなくてどんな花かと思っていました。見られてうれしいです。
触れてみたいですね。

投稿: インカローズ | 2008-11-09 18:14

インカローズさんへ:
コメント、ありがとうございます。
そして小説情報もうれしく存じます。
どんな登場のしかたをしているのか、読んでみたくなりました。
もし、「銀龍草」とだけ言っているのなら、それはたぶん春の方だと思います。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2008/06/61_2d29.html
はじめて見たときは、森の妖精のような感じがしました。

投稿: はた衛門 | 2008-11-10 06:34

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