8月6日(水) ホルトノキ
クラゲの集団発生のように見えても、これは立派な花盛りの図です。風が吹くと、雄シベや花びらが降り注ぎます。
冬に実を写したときから、この花を狙っていました。思いどおりに花と会えたうれしさに加え、色づいた葉まで入ったのだからご満悦です。
この赤い葉が交じる様子を模様(紋)に見立て、そこからモガシ(紋樫)という別名が生まれたそうで、本名も別名もなかなか含みがあります。さて、イタリアンカラーのくせにポルトガルの木とは、これ如何に(笑・注1)。
冬に実を写したときから、この花を狙っていました。思いどおりに花と会えたうれしさに加え、色づいた葉まで入ったのだからご満悦です。
この赤い葉が交じる様子を模様(紋)に見立て、そこからモガシ(紋樫)という別名が生まれたそうで、本名も別名もなかなか含みがあります。さて、イタリアンカラーのくせにポルトガルの木とは、これ如何に(笑・注1)。
<補注1> ポルトガルの国旗も赤と緑だとコメントで教えていただきました。「これ如何に」とはワタシの知識不足のことでした(涙)。なお、平賀源内の勘違いのせいで「ポルトガルの木→ホルトノキ」とされた(by Wiki)ものの、特にそちら方面から来たわけでなく、この木は西日本に自生するものです。
<補注2> ホルトノキの花は「人気ありすぎ」でした。(2020年8月12日)
<補注3> 蕾は5月の末には目につきます。(2021年6月1日)
2007年のきょう<タマアジサイ> 2006年のきょう<ウイキョウ(フェンネル)> 2005年のきょう<フサフジウツギ(ブッドレア)> 2004年のきょう<イヌキクイモ>
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コメント
はた衛門さん、おはようございます。
また変わったお花ですね。
さっそく調べてみましたら、ひとつひとつのお花も
かなり個性的ですね。
ヤマモモに似ているとありましたので、
これは!と思ったのですが、
暖地でみられるそうですので、こちらではだめかもです。
「ポルトガルの木」からきたそうですが、
そういえばポルトガルの国旗も赤と緑ですよね。へへ
クリロナが着ていた代表のユニホームも赤に緑の線だったような。
投稿: ブリ | 2008-08-06 08:25
ホルトノキ、確か私の町にもありますよ。
といっても、お寺の境内です。
天然記念物に指定されている?のではなかった
でしょうか。林搜院(りんそういん)という
お寺だと記憶しています。
写真のような、花はまだ見ていません。
今行けば、みられるのでしょうか。
一度見たことはありますが、お墓の中を通り、
うっそうと茂った草の中に立っていた記憶が
あるんです。でも、あそこって、私の大嫌いな
蛇が・・・。うーん、みたい。でも、怖い。
投稿: zenpeichan | 2008-08-06 20:44
なんだかトマトの種みたいですね~。
特に花びらが、トマトの種の周りのあのぷよぷよしている部分に似ている気が・・・;;
なんて言ったらホルトノキさんが怒りそうですね
でも最初に見た瞬間「トマトの種だ!!!」と思ったので。
投稿: みかん | 2008-08-06 21:27
ブリさんへ:
補足説明をしていただき、ありがとうございます。
自分も、春にはこの木をヤマモモだと思い、「雄花も雌花もつけない木が
あるのかなあ?」と間抜けなことを考えたのでした。
しっかり鋸歯を見ないと、花や実の時期以外は見分けにくいです。
zenpeichanさんへ:
これは一見の価値ありですよ。蛇にかまれても(笑)。
週末まで、まだ大丈夫なような気がしますので、
運だめしと思っていかがでしょう。
みかんさんへ:
へー?? トマトの種ですかァ。ふつうに食べるときの種のこと??
ふにゅ?
投稿: はた衛門 | 2008-08-07 07:01