8月20日（水） ユリズイセン（アルストロメリア）

ここ数日とは調子がいきなり変わり、花屋の店先のごとき賑わいです。
実際にこのアルストロメリアは切り花として四季を通じて売られていて、花卉業界の基本商品的な位置づけです。ただ、畑の隅（写真はこのケース）や公園で無造作に育てられていることも多く、案外にタフな性質みたいです。
そんな性質に加え、名前も掴みどころがありません。締まりケのないカタカナ並び（注1）が困りものだし、和名はなんと百合水仙です。マーガレットコスモスに憤慨したのを思い出しながら、さて手抜き名付け合戦の勝敗はどちらに…。

＜補注1＞ じつはこの名前（属名）はリンネが畏友Alstroemer男爵に献名したものだそうで、バカなことを言っていると罰が当たります。
＜補注2＞ ありきたりに思っていたこの花を学び直しました。（2022年5月14日）

2007年のきょう＜モクゲンジ＞　2006年のきょう＜ハナキリン＞　2005年のきょう＜トクサ＞　2004年のきょう＜モッコク＞