
柿色と言って連想するのは、子供のころに読まされた偉人伝の柿右衛門です。柿の木の下で中空を凝視する職人さんの挿絵が忘れられません。
その柿右衛門さんがこれを見て怒らなければいいなと心配します。まあ、人参蘭と呼ぶよりは柿蘭の方がまだましでしょうか。
このあとにつく丸い実に着目して鈴蘭ともいうそうで、それはまたいっそう困った問題を引き起こします。どうにも名前はいまいち冴えません。ただ、それを別にすれば、花の優しい色合いや葉の涼やかな形は夏の絶品です。
2007年のきょう<オレガノ> 2006年のきょう<ミゾカクシ> 2005年のきょう<シマサルスベリ> 2004年のきょう<コナラ>
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