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6月29日(日) チガヤ

080629tigaya_b
茎や葉で屋根を葺き、根を薬用に煎じ、花は甘味とし、姿は和歌に詠い、じつにご先祖さまたちはこの植物とともに生活をしてきたようです。
そんなチガヤもいまではほぼ役立たずで、野原でむなしく綿毛を風に散らすばかりです。栄枯盛衰は世の習い、あすは我が身かと背筋が冷えます(おや、君はいまが栄とか盛の状態だとでも言いたいのかい…とセルフ突っ込み・笑)。
しかし、本当にきれいな姿です。この綿毛はタンポポのようには簡単に飛び立たず、風に吹かれては絡まりあって穂が次第に広がって膨らみます。緑のなかで、白い絹布が煌めいているようです。

2007年のきょうカラクサゲシ(チューリップポピー)> 2006年のきょうノカンゾウ> 2005年のきょうボケ> 2004年のきょうボタンクサギ

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コメント

はた衛門さん、こんにちは。
ああ、やられたぁ~ バタン。。。
なんちゃって。
チガヤ、どうしてアップしようか、迷っているうちに、
はた衛門さんに先を越されてしまいました。
でも、わたしチガヤすきです。
初めのころの、銀色の穂のときも、
エビ茶色の小さなお花が混ざってきてからも、
そして、田んぼの畦でアザミの紫と風に揺れているときも、
そして、ふわふわの綿毛になっている子も。
ああ、やっぱりまとめてアップしよう。き~めたっ!

投稿: ブリ | 2008-06-29 11:38

ブリさんへ:
あらら、すみません。
考えもなしに手当たり次第なもんですから、
ご迷惑をおかけしちゃいます。

投稿: はた衛門 | 2008-06-30 05:09

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