6月17日(火) アゼナルコ(アゼナルコスゲ)
奥に見える灰色は池の水面です。つまり、この草の生息環境を映したかったのに、曇天のせいでつまらぬ説明が必要な悲しい絵になりました。
ついでに弁解を重ねると、葉がなにやら不自然な黄緑に見えはしても、これがこの草の特徴(注)です。深い緑色をした仲間が多いなかで、見分けに役立ちます。
しかし、とりわけ目立つのはまさに鳴子を思わせる雌花です。そのかわいい穂の上部にある汚いヒモが雄性花序で、ヒモというのはこれが語源だったりして…。
ついでに弁解を重ねると、葉がなにやら不自然な黄緑に見えはしても、これがこの草の特徴(注)です。深い緑色をした仲間が多いなかで、見分けに役立ちます。
しかし、とりわけ目立つのはまさに鳴子を思わせる雌花です。そのかわいい穂の上部にある汚いヒモが雄性花序で、ヒモというのはこれが語源だったりして…。
<補注> この草の特徴とは言い切ったものの、いかにも不自然な色だったので、撮影に再挑戦してみました。(2020年5月17日)
2007年のきょう<ワラビ> 2006年のきょう<ローズゼラニウム> 2005年のきょう<カツラ> 2004年のきょう<シロタエギク>| 固定リンク
コメント
ヒモの語源はこれだったのか・・?
さすが師匠、だじゃれも一級品ですよ。
最初この写真を見た時は何やら毛虫?にも
見えました。
これは、どこの水辺にもあるのでしょうか。
来週、蓮華寺池公園で探してみようと思います。
あるといいなぁ「アゼナルコスゲ」。
投稿: zenpeichan | 2008-06-17 20:45
zenpeichanさまへ:
ホントですねえ、蓮華寺池公園ならありそうですね。
田んぼとか小川とか、ごくなんでもないところに
あるんですけどね。
毛虫ですか。もっと気持ち悪いシマスズメノヒエなんていう
のもありますから、見つけたら奥さまにちゃんと「虫じゃないよ」と
教えてあげてください。
投稿: はた衛門 | 2008-06-18 06:02