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5月6日(火) オサバグサ

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オサバのオサは漢字では「筬」です。機織りをするとき、横糸を通したあとでトントンと整えるための、あの横長の用具(パーツ)です。
その筬には竹の羽が櫛状に並んでいるわけで、こんな珍しい形の葉を見れば、とても素直にあの用具を連想してしまいます。もっとも、羽状複葉のこの葉一枚の長さは20cm程度で、筬としてはずいぶんミニサイズです。
名前からすれば主役は葉なのに、どっこい、純白の花の可憐さも魅力です。6月までは咲くらしいので、次はもう少し開き具合のいい姿を写したいものです。

<追録> ほぼ1週間後、花はいい具合に開いて、種ができ始めていました。
Asaba080518

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コメント

名前の由来がパッと浮かばないものですね。
【オサバ、グサ】ではなく【オサ、バ、グサ】ですか。
オサバってなんだろう~?と一瞬考えてしまいました。
筬のような葉っぱという意味なんですね。
昔の人は頭が柔らかかったんでしょうか。
私は「シダみたいな葉っぱだな」としか思うことが出来ませんでした;;

投稿: みかん | 2008-05-06 19:30

みかんさんへ:
たしかに、昔は筬が生活のなかに溶け込んでいたのでしょうね。
しかし、いまの時代にこの草の名を聞いて筬を思い浮かべる人は
かなりの少数派のはずです。

投稿: はた衛門 | 2008-05-07 06:11

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