5月25日(日) キハダ
冬のさなか、野道でこの真っ黒の実を拾ったことがありました。
実だけではさっぱり正体不明だったのに、こうやって落ちずに若葉の季節を迎えてくれると、なーんだ君だったのか、と樹下で合点です。そう言えば、こんな残骸状態でも、噛んだらミカン科らしい香りがしたこともうっすら思い出します。
実だけではさっぱり正体不明だったのに、こうやって落ちずに若葉の季節を迎えてくれると、なーんだ君だったのか、と樹下で合点です。そう言えば、こんな残骸状態でも、噛んだらミカン科らしい香りがしたこともうっすら思い出します。
去年の夏にはたわわな緑の実を見ていたのに、それとこのミイラがどうしてもつながりませんでした。これから花(雌雄異株なので、そのそれぞれ)を撮ることができれば、キハダと少しだけ親しくなれることでしょう。
<補注1> この後、雌花(の終わりかけ)を撮ることができました。(2009年5月30日)
<補注2> 雄株を見つけ、花を撮影できました。(2015年5月31日)
<補注3> 実がミイラ化する前段の姿を見ました。(2018年11月1日)
2007年のきょう<オオムラサキツユクサ> 2006年のきょう<ムラサキツユクサ> 2005年のきょう<センダン> 2004年のきょう<ハコネウツギ>
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コメント
キハダってなんとなく、キハダマグロを連想してしまうのは、私だけでしょうかね?
そういえば、
ハタザクラの実もそろそろ採取時期なのではないですかね?
投稿: ぐっぐぐー | 2008-05-26 01:19
ぐっぐぐーさんへ:
はじめまして。ご来訪、ありがとうございます。
あ、そうか、マグロがありましたか。
植物性視野狭窄症(?)になってますね、ワタシ…(笑)。
うーん、ハタザクラの実ですねえ。
2週間ほど前、ついているのは確認しています。
ただ、実生だと性格が変わると知って、興味が薄れてしまったんですよねえ。
投稿: はた衛門 | 2008-05-26 07:07
へへへ。
4月19日(土)トウモクレン
の回にも、ちらっと、コメント残してるので、
コレでコメント3回目。
まぁ、形質をそのまま引き継ぐには
接木等で増やすしかないですからね。
実生の桜は、親木の形質の50%を引き継ぐということで・・・
種が沢山あれば少し分けて欲しいな。とも思ったのですが残念。
投稿: ぐっぐぐー | 2008-05-26 13:19
ぐっぐぐーさんへ:
大変失礼しました。
トウモクレンのときに初めてお越しいただいたのでしたね。
また確認はしてみますけれど、ハタザクラの実は、
どうもちゃんと熟すまでは残っていてくれないのです。
勝手な挿し木は憚られるので、実生を試す価値はあると思っています。
投稿: はた衛門 | 2008-05-27 07:03