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5月23日(金) ユキザサ

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木漏れ陽というのは、言葉自体に美しさを感じます。「漏れ」は悪い意味でつかうことが多いのに、この言い回しに限り、響きに奥ゆかしさをもたらしています。
そして、林の薄暗がりに射す実際の木漏れ陽は、これはまさしく天恵というものです。雪にたとえられた花が、さらに白く輝いていました。
赤い実のころには笹に見えにくかった葉も、いまの時期にはまだ初々しさがあって、葉脈が葉柄に収束するあたりの姿が笹を思わせなくもありません。花の輝きとも併せ、名付けたのはこの季節だったのだと合点です。

<追録> チゴユリと競演していました。(撮影:2019年5月7日)
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<補注> ユキザサの開花は、埼玉あたりだと4月下旬です。上の写真は2枚とも東北遠征時のものです。(2020年4月25日

2007年のきょうコマツヨイグサ> 2006年のきょうジャガイモ> 2005年のきょうオランダカイウ(カラー)> 2004年のきょうトキワツユクサ

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コメント

">はた衛門さん、こんにちは。
先日、よく似たお花を見かけました。
ユキザサかも!と喜び勇んで調べたのですが、
タチシオデでした。
やはり、雪のように白いところが違います。
柱頭の割れ方でオオバくんと区別するとか。
変に覚えた知識が今後役に立つ日は来るのでしょうか。http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/bleah.gif">

投稿: ブリ | 2008-05-23 17:55

ブリさんへ:
タチシオデはまだ見たことないなあ(アセッ)。
蔓のシオデより花が早いんですね。

ユキザサはシオデ類よりももう少し木立のなかに
生息しているように思います。

投稿: はた衛門 | 2008-05-24 07:09

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